手帳はビジネスアイテムとしても重要なもので、強いこだわりを持っている成功者も大勢います。
日々多忙な成功者の手帳には、さぞかし予定がびっしり書き込まれているのだろうと思うでしょう。しかし、実は成功者の手帳の使い方は一般的なそれとは少し違っています。
では、成功者はどんな手帳をどのようにして活用しているのでしょうか。
今回は成功者ならではの手帳活用術について解説するとともに、実践のポイントやおすすめの手帳もあわせてご紹介していきます。
手帳を上手に利用して、憧れの成功者に一歩近づきましょう。
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成功者は手帳をこう使う!予定管理だけじゃない5つの手帳活用術
本来、手帳は予定管理のために使うものですが、成功者は違います。
「自分の夢や目標を実現するためのツール」として、自分流の使い方をしているのです。
ここでは”成功者の手帳活用術”と題しまして、多くの成功者に共通する手帳の使い方を5つご紹介します。
「やりたいことリスト」を書く
成功者にとって手帳とは、単に予定を書き込むだけのものではありません。多くの成功者は、自分の「やりたいことリスト」を書くノートとしても活用しています。
やりたいこととは「あれが食べたい」「ここに遊びに行きたい」というものではなくもっとスケールの大きいもの、すなわち自分が心に抱いている夢や願望です。
手帳は一般的に今日明日、あるいは一週間、一ヵ月後くらいまでの予定を管理するために用いられています。成功者ももちろんこのような使い方もしますが、もっと長期的な視点で考えて未来の予定を書き込んでいるのです。
こうしてリストアップすることで、頭の中に漠然と置いてあった夢や願望の輪郭がはっきりとしてきます。書き出しているうちに「そういえばあれも」と気付くものもあるでしょう。
つまり「やりたいことリスト」とは、自分の思いを可視化する作業なのです。
目標を書く
当然のことながら、手帳に書き出すだけで夢や願望が現実化するわけではありません。実現するためには行動が必要です。
成功者は手帳にリストアップした夢や願望を叶えるためにはどうしたらいいかを考え、さらにそれらを達成目標として「やるべきことリスト」にまとめています。
例えば「海外で働きたい」という願望をリストに入れたなら、何をどうすれば海外で働けるのかを考えます。そうすると、次のように多方向からやるべきことが見えてくるでしょう。
英語力が足りないからTOEICで800点を取る
ビザを申請する
海外赴任がある部署に異動する
グローバル企業に転職する
このように「実現するにはこれだけ条件が揃えば大丈夫だ」というリストを作り、それぞれ目標として心に留めておくためにも手帳を使っているのです。
行動計画を具体的に書く
もちろん、目標もただ立てただけでは達成できません。先ほどの例で言えば、TOEICで800点を取ると決めたなら800点取れるだけの勉強をしなくてはなりませんし、転職するにしても色々と準備が必要です。
限られた時間の中でそれをするわけですから、当然のことながら物事を順序だてて計画的に進めることも重要になります。
成功者はここでもやはり手帳を活用して、行動計画を具体的に書き留めています。同じ手帳の中で完結させることでスムーズに行動に移せるという合理的な方法と言えましょう。
目標達成に向けた行動計画は、細分化してフローとして作り上げるのが基本です。
TOEICで目標点数を達成したいのであれば、
「受験日は○月×日だから△日までにはこの単語帳の内容を覚えて、□日までにはあの例題集を終わらせる」
といったように期日を決めて、そこから逆算して計画を立てます。
さらに「この単語帳は1日10ページずつ進めて、△日までに2回は目を通す」といったプロセスも具体化していくと実際に動きやすくなります。
その日にやるべきことも書く
手帳に書き留めることは遠い未来のことだけではなく、目の前のことも同様です。
成功者はその日の何時に何をするのかを細かく時間単位で決めて、仕事の予定もプライベートの計画も全てまとめて同じ手帳の中に書き込みます。
スケジュールを散逸させてしまうと取りこぼしが出るうえに、どこに書いてあるかを考えなければならないので無駄が生じてしまうからです。
そして、成功者は優先順位をきちんと決めて管理しています。優先度の高いものから費やす時間と順番を考えていき、効率的かつ確実性が高いものから順にこなせるようにしているのです。
さらに周到な人の場合には、個々の予定から得るべき結果も記入して、何を考えて取り組むべきかをその都度瞬時に判断できるようにして有意義な時間を作っています。
振り返りの日を決めておく
目標に基づいて計画を立てて行動していても、必ずしもその通りに進められるとは限りません。物事が進んでいくにつれて”ズレ”が生じることもあるものです。
そのため、成功者は目標や計画を必ず振り返る習慣を作っています。振り返りの日を週に一回、あるいは月に一回くらいの頻度で設けて、進捗状況を確認しているのです。うまくいっていない部分があれば、そこで改善を図ろうとします。
このような軌道修正のタイミングがないと、無駄な時間や労力を使ってしまうことになりかねません。そして、修正すべき点というのは時間的にも物理的にもその場を離れて客観的に見なければわからないことのほうが多いのです。
現在地と進行方向をこまめに確認すること、これこそが確実かつスムーズに目的地にたどり着けるポイントと言えるでしょう。
成功者の手帳術を身につけるコツ
成功者は手帳を活用して、夢や目標に着実に近付けるようにしていることがわかりました。
この手帳術を身につけるには、いくつかのコツがあります。難しいものではありませんので、今日から早速やってみましょう。
アナログ手帳を使う
まず1つめのコツは、アナログ手帳を使うことです。
最近はパソコンでもスマホでもスケジュール機能を使うことができ、アプリを使ってもっと高度な管理も行えます。
しかし、夢や目標を叶えるためのツールとしてはアナログ手帳のほうが向いています。
アナログ手帳は手で文字を書いてアウトプットしながら考えることができるのがメリットです。考えたことを文字に起こし、目で見るというプロセスは人の記憶に定着しやすいことが知られています。
コピー&ペーストで予定を入れたときに思い出せなくて、何度もスケジュールを見直した経験がある人もいるでしょう。手で書かないと記憶にはあまり残らないので、予定を覚えられないことが多いのです。
これから叶えたいことやるべきことが頭にインプットされていれば、行動がスムーズになります。無駄な時間を使わずに次々にやるべきことをこなすための秘訣です。
付箋を併用する
やりたいことがいくつもあったり、大きなことを成し遂げようとしている人ほど、手帳に書くべきことがたくさんあるのではないでしょうか。
そうすると必然的に文字が小さくなっていくわけですが、小さな文字で書き込んでいくと見づらくなって大事なことを見落とすことになりかねません。何とか見やすくしようとしてペンで色分けをすると、余計にごちゃついてしまうでしょう。
これを解消してくれるのが「付箋」です。ひとつのスペースに文字を詰め込むよりも、付箋で一枚ずつ分けて書くほうがずっと見やすくなります。色の違う付箋を何種類か用意しておけばカテゴリ分けも簡単です。
さらに付箋は貼ったり剥がしたりできるので、必要に応じて優先順や重要度順で並べ替えすることもできます。
最近は様々なサイズやデザインの付箋が販売されているので、使いやすいものを揃えておくと良いでしょう。
絵や写真を活用する
手帳に夢や目標を書き込んだら、それに関連するイラストを描いたり写真を貼ったりするのも良いでしょう。
例えばマイホームを手に入れることが夢なら、理想の家の写真をスクラップしたり、間取り図を書いてみたりします。
こうしてビジュアル化することで、より鮮明なイメージとして脳裏に焼き付けることができるのです。
理想を言葉にしようとしても、うまくできないことはよくあります。ふと思いついたことを具体的に書こうとするより、絵にしたほうがわかりやすいときもあるでしょう。理想像は明確であるほど目標も立てやすく、達成へのモチベーションもアップします。
絵や写真があることで視覚的に楽しいページにもなるので、手帳をなかなか書き続けられないという人にもおすすめです。
完璧を求めない
手帳活用術に「正解」はありません。理想を持って取り組むのは構いませんが、完璧主義になりすぎないようにしましょう。
特に重要なのが、工数を増やさないようにすることです。
たとえば「仕事の目標は赤のペン、勉強の計画は青のペン、友達と会う予定は緑のペン、デートの予定は…」などとやっているとキリがありません。そのうち煩わしくなって手帳を書くこと自体をやめてしまうことになりかねないのです。
夢の実現に手帳を活用する意味は、
やりたいことをリストアップして目標を立てる
目標に沿って行動計画を立てて実践する
達成度を振り返る
というプロセスをサポートすることにあります。
もちろん手帳をキレイに使うことは良いことですが、そこにこだわるのは本末転倒です。完璧主義の人は肩の力を抜いて、気軽に使える手帳を目指しましょう。
成功者を目指すなら手帳はコレがおすすめ!
成功者の手帳術を実践していくには、真似をしやすい一冊を手に入れることも大切です。
様々な書き込みがしやすい設計になっているおすすめ手帳を厳選したので、来年の手帳はこの中から選んで夢や目標を管理していきましょう。
ほぼ日手帳
(出典:LIFEのBOOK ほぼ日手帳)
「ほぼ日手帳」は1日1ページのゆとりのある構成になっているデイリー型の手帳です。
タレントとしても知られる糸井重里氏がプロデュースした斬新な日記型手帳で、発売から20年も売れ続けている大ヒットアイテムです。フリーなスペースが広く、まさに成功者の手帳術を実践しやすい手帳でしょう。
通常の手帳サイズのほかに書き込み量の多い人向けのA5サイズもあり、夢や目標がたくさんある人や、絵を描いたり写真を貼ったりしたい人におすすめです。
人気のオリジナルデザインだけでなく、カラーバリエーションや有名作家のイラストが入ったデザインもあるので、好みのものを探してみましょう。
価格 |
2,200円 (※公式サイト参照・別途カバーあり) |
商品ページ | https://www.1101.com/store/techo/ |
ハイタイド ウィークリー レプレ
(出典:HIGHTIDE ONLINE)
ハイタイドのレプレシリーズは、PUレザーを使ったシンプルながらも存在感がある手帳です。発色が良く滑らかな手触りが特徴的で、まさに成功者が携える手帳としてふさわしいでしょう。
1日分の記入スペースが広めに設計されているのでスケジュール管理をしやすく、その日の予定や一週間の行動計画を重視して使いたい人に向いています。
また、レプレシリーズの手帳はカスタマイズ性が高く、エクストラカラムを追加してフリーメモを取りやすくすることも可能です。チェックリストやToDoリストを追加すればタスク管理もできます。
カラーバリエーションも豊かで、ゴムバンドとの色の組み合わせを自由に決められる「レプレ カスタマイズ」も人気です。見た目も中身も自分にぴったりな一冊が手に入ります。
価格 |
1,870円 (※公式サイト参照) |
商品ページ | https://www.hightide-online.jp/fs/hightide/item-21na2 |
コクヨ ジブン手帳 Biz
(出典:KOKUYO)
コクヨが販売する「ジブン手帳 Biz」のコンセプトは「LOG YOUR LIFE」。1年で終わりではなく⼀⽣使えることを目指した”3 in 1”手帳です。
3 in 1とは「LIFE」「DIARY」「IDEA」の3つで、成功者の手帳術で書くべき内容をうまく分類して記入することができます。
LIFE:
一生のうちにやり遂げたいことを書く様々な追加リストを入れられるスペース
IDEA:
自由に記入可能なアイディアを練るスペース
DIARY:
24時間単位のスケジュール管理やプロジェクト管理が可能なスペース
24時間軸のバーチカル形式は1日単位でやりたいことがたくさんある人には嬉しい仕様でしょう。時間を有効活用したい人は必携の一冊と言えます。
価格 |
■マットカバータイプ A5スリム 3,200円/B6スリム(mini) 3,000円 ■DIARYリフィル A5スリム 3,000円/B6スリム(mini) 2,800円 (※公式サイト参照) |
商品ページ | https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/jibun_techo/ |
まとめ
成功者にとっての手帳はただの予定管理ツールではなく、未来への願望を認識して目標を立て、さらに行動計画を立てて書き込んでいく貴重な財産です。
成功者の手帳術はまず記入しやすいアナログ手帳を手に取ることが大切です。ここに挙げた手帳の中から自分に最適な一冊を手に入れて、自分の夢や願望を書いてみてください。
中には「書きたいことが何もない」という人もいるでしょう。もしかしたら「今さら夢を持つなんて現実的ではない」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、どんな人にも夢や願望は絶対に必要だと私は思うのです。
大なり小なり「ああしたい」「こうなりたい」という思いがなければ、ただなりゆきにまかせて流されるだけの人生になってしまいます。あなたはそれで本当に満足なのでしょうか。
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