バイナリーオプションには30秒という判定時間があります。通常は1時間や2時間、もっと長い判定時刻を取るケースもある中で30秒は極めて短く、すぐに結果が分かります。
しかし、極めて短い判定時刻だからこそ、攻略法は他の判定時刻とは少々異なります。ここでは、バイナリーオプション・30秒取引の攻略法や覚えておきたいことについてご紹介していきます。


バイナリーオプションの30秒取引を攻略する方法
バイナリーオプションの30秒取引を攻略するには、まず30秒取引が比較的特殊な取引方法であることを理解しなければなりません。
というのも、30秒取引はその名の通り30秒で取引が完了してしまいますので、長期的なトレンドや相場の動きを読むというよりは、その瞬間ごとの刹那的な相場の動きで判断を行っていく必要があります。基本的な取引のルールは他の判定時刻と同様ですが、30秒取引ならではの押さえておくべきポイントがありますので、ここでご紹介します。
トレンド相場で順張りする
バイナリーオプションの30秒取引。その最大の特徴といえば何といっても判定時刻までの期間が極めて短く、わずか30秒で勝敗が決するというところにあります。
そのため、トレンド相場が発生している時には順張りしておくだけである程度の勝率を確保することができてしまいます。
これは他の判定時刻にはほとんど無い特徴といってよいでしょう。多くの場合トレンド相場が発生していたとしても、途中でやや相場が反転したりすることがあります。しかし、その反転でさえも流れが形成されるまでにある程度の時間を要します。
もっと具体的に解説すれば、仮に1時間くらいの時間軸で相場を見た場合、トレンドが発生していても1時間の間ずっとまっすぐにトレンドの方向にチャートが動くということは絶対にありえません。必ず途中経過として、相場が何度か逆の方向に動きます。
結果的に1時間後には相場がきちんとトレンドの方向に向かっていたとしても、その1時間が経過するまでの間、例えば30分経過時点などでは1度相場がトレンドとは逆の方向に動く、というわけです。これは相場の性質上、確実に起こり得る現象です。
そのためトレンドが発生している!じゃあ1時間後に間違いなく上がっているだろうからトレンド方向にエントリーだ!と判断したとしましょう。
残念ながらこの場合、相場の反転などによって悔しい思いをすることがあります。しかし、30秒取引の場合はトレンドの調整による反転現象に悩まされる心配は、比較的少ないと言って良いでしょう。
トレンド相場が発生している時に順張りを行うと、仮に相場が反転しようとしたとしても判定時刻までに反転が間に合わず、そのままエントリーした方向で勝敗が確定するということも十分に要素としてはあるわけです。
ボラティリティの大きい通貨ペアでエントリーする
出来る限り、30秒取引を行う場合はボラティリティが大きな通貨ペアでエントリーをするべきです。ボラティリティは、その通貨ペアにおける取引の活発度のことだと思ってください。
ボラティリティがほとんど見られないような通貨ペアや時間帯もどうしても存在します。こういったところでエントリーを行うのは全く無風の海でサーフィンをする事と同じです。
つまり、わずか30秒の間で相場に変動が起こるほど取引量がないという場合はそもそも取引が成立しない可能性があります。
ボラティリティが少ない時に30秒取引を行うと、エントリーしたタイミングと30秒後のタイミングで価格が全く同じというケースがあります。この場合はどうなるかと言うと、勝ち負けというより「ドロー(引き分け)」という判定になります。
そして厄介なことに、30秒取引のバイナリーオプションを提供している業者のほとんどが「ドローは負けと同じ」と規定しています。そのため、波の小さい相場で30秒取引を選ぶと、ドローの発生率が上がり、結果的に勝率が上がらないという可能性が出てきます。
これは投資取引においてリスク以外の何者でもないでしょう。回避する必要があります。
これを回避するためには、できる限りボラティリティが大きくなる通貨ペアで、さらにボラティリティが大きな時間帯を狙います。
具体的にどんな時間帯がボラティリティの大きな時間帯かと言いますと、基本的には各主要通貨の市場がオープンした時間帯や、その他重要な経済指標が発表されたタイミングなど、その他各市場がオープンしている時間帯が重なる時間帯などにおいてはボラティリティが大きくなる傾向にあります。
その他、主要通貨の市場がクローズとなっている時間帯はそれが絡む通貨ペアにおいて低めのボラティリティで推移するということも押さえておきましょう。
具体的には、日本円の絡む通貨ペアであれば平日の朝9時になるまではボラティリティは低くなることが予想されます。
強烈なトレンド発生タイミングを熟知する
30秒取引で勝率を出来る限りアップさせるなら、やはりトレンド発生のタイミングで順張りエントリーをすることがお勧めです。しかし、トレンドにも様々な強弱があります。結論から言えば、出来る限り強烈なトレンドが発生するタイミングを熟知しておいた方が良い、ということになります。
トレンドが発生する条件には様々ありますが、その中でもとりわけ強烈で大きな波となり得るトレンドが発生するのは要人の発言や、相場に大きな影響を与える経済指標などが発表されたタイミングとなります。例えば、最も有名なものの一つに「米国の経済指標発表時間」などがあります。この時間帯に大きな内容が発表されたり、また大勢の投資家たちの予想を裏切るような形での発表がなされた場合、相場は極めて大きく動きます。
またその相場も強烈なトレンドになりやすいという傾向があります。この時間帯は、夏場であれば日本時間の午後9時30分から日付が変わるくらいまでの時間帯。冬場は1時間プラスとなりますので、午後10時30分頃から午前1時くらいとなります。
このような強烈なトレンドが発生している時には、ひとつの方向に向かって強い力で相場が動いていくことになります。トレンドがそこまで強くない場合は所々で大きめに反発したりするケースもありますが、トレンド発生時はこういった反発も間に合わないほど極めて強力に一つの方向に相場が動くケースがあります。このようなケースが狙い目というわけです。なぜなら、たった30秒で判定時刻が来るわけですから相場の動き方が強力であれば強力であるほど、30秒の間に反発が来る恐れやリスクというものはかなり軽減されるからです。
例えばもう少し長い判定時間や判定時刻の中で取引を行うと、30秒取引であればトレンドの波に乗っかったまま利益が確定できたところ、判定時間がそれよりも少し長かったがために反発が形成できてしまい、その波に飲まれる形で負けになってしまうというリスクもあります。
30秒ならではの「ノイズ」を利用して逆張りする
30秒取引の場合は、相場のトレンドやあるいはレンジ相場であることなど相場の状況を全てぶっ飛ばして「ノイズ」というものだけに頼ってエントリーをするという攻略法も存在します。これは、30秒取引の最も特徴的な攻略法のひとつです。
取引の最中に、チャートが一瞬だけスパイクのように大きく動くことがあります。極めて鋭く、一瞬だけ値動きが発生するためノイズと言います。またこのノイズですが、チャートの5分足~上位足などではほぼ確認できないほど鋭く、また数秒から長くても10秒程度しか続かないため、30秒取引以外の取引方法では特段勝敗に影響を与えることも少なく、あまり重要視されることはありません。
むしろ、文字通りのノイズとして判断材料にしないという考え方が一般的です。
しかし30秒取引の場合、話は変わってきます。30秒取引の場合そもそもチャート自体も1秒単位で追いかけるような流れとなりますので、仮にノイズが発生した場合、超巨大なトレンドが一瞬だけ発生したのと同じ意味合いを持ちます。
トレンドが一瞬だけ発生したということは、その頂点で逆張りエントリーを行えば、ある程度の確率で30秒後の相場は逆方向に動いていると判断できます。
ただしこの方法は一瞬だけ発生するノイズを正確かつ瞬時に認識し、反射的に逆張りエントリーをする必要があります。そのため、一定の期間チャートに張り付いて動きに注意しておく必要があります。
こういった事情から、かなり集中力を要する攻略法と言えるでしょう。
ちなみにこのノイズは、30秒取引を実際に行なったことがあり、チャートをリアルタイムで見ていた人にしか分からない部分もあります。特にバイナリーオプションやFXなどの経験がある方でも、30秒という短時間で取引をしたことは流石にない、という方も多いでしょう。そういった方は、ノイズの存在自体、ご存知でないことすらあります。それほどまでにチャートの時間軸が長ければ長いほど見えづらいものでもあり、1秒ごとにチャートを追いかけていないと把握できないほど瞬間的な動きというわけです。
一度ノイズが発生すると、信じられないほど大きな動きになることも多くあります。直感的に「この波のテッペンでエントリーを逆張りすれば、普通に勝てるんじゃね?30秒でここまでの水準までは戻ってこられないんじゃね?」と思うくらいの大きな動きです。
そのため初心者の方はファンダメンタルズ分析やテクニカル分析、あるいはボリンジャーバンドなど様々な細かい事を一切抜きにして、ノイズだけを見て取引をするというのも1つの戦法と言って良いのではないでしょうか。
なお、ノイズについてはどのような相場であれ普通に発生しますし、ノイズが発生する理由なども特にこの条件が揃ったらノイズが発生するということではありません。ほぼほぼ自然発生でランダムに出てくるのがノイズなので、特にレンジ相場の時でも勝率をアップさせやすい手法とも言えるでしょう。
バイナリーオプションの30秒取引の特徴
バイナリーオプションにおける30秒取引は、海外のバイナリーオプション業者のみで提供されている判定時刻です。日本国内のバイナリーオプション取引は判定時刻が2時間以上という規制がありますので、ここから見ても極めて短い時間で判定時刻が到来するということがわかります。
特徴としては、とても短い時間で一回の取引が完結しますので、複数回の取引を短期的に繰り返すことも可能というものがあります。
そして、ハイローオーストラリアなど人気の海外バイナリーオプション業者で提供されている途中決済・転売機能は利用できません。判定時間が短すぎて、利用できないんですね。
確かに30秒という極めて短い期間だと、転売を決めるのに数秒、残りの20秒少々で転売しようとしても、取引がうまくいかなさそうなのは何となく想像に難しくありません。
また、バイナリーオプションはギャンブルではないと当サイトでも何度か解説をしているのですが30秒取引は極めて勝敗が決するのが早いことから、ギャンブル的に心が熱くなってしまう方もいらっしゃるのが特徴です。
メリット
30秒取引のメリットはなんといってもその手軽さ・判定時刻までのスピードです。この30秒というスピードは、相場が反転したり逆方向の相場を形成することさえ間に合わないことがあります。
そのため強烈なトレンド発生時には順張りをしておくとそのまま反転することなく、というより反転が間に合わずにそのまま勝敗が決定することもあります。
基本的には30秒取引も他の判定時刻と同じルールで取引をすることになるわけですが、国内はもとより海外のバイナリーオプションの判定時刻から考えても極めて判定時刻が早いため様々な戦略を練ることも可能です。
デメリット
時間が短いということはそれだけ1回にかかる所要時間が短く、連続して取引を重ねてしまいやすいという側面があります。これはデメリット的な意味合いが強いと言えます。
なぜなら、一般的なバイナリーオプション業者だと国内で最短2時間、海外の物でも30分から1時間程度の判定時刻が多いため、ある程度じっくりと待つということが可能です。
つまり、これは少なくとも判定時刻到来までの間、次の戦略を練ったり心をクールダウンする時間があるということになります。しかしどうでしょう、30秒という判定時間だと結果的に考える時間がそこまで多くはありません。
強烈なトレンド相場が発生している時であればまだ良いのですが、トレンドが終わって読みづらくなっている局面でもついつい取引を何度も重ねてしまうケースがあります。
こうなってしまうと、投資というよりはむやみやたらにギャンブルに資金を溶かしているのと同じことになってしまいます。ここが30秒取引のデメリットでもあります。戦略が立てづらいのです。
どんな人に向いているの?
30秒取引は、以下のタイプの方に向いています:
すぐに結果を知りたい人
短時間で取引を完結したい人
チャートを見ていられる時間が比較的少ない人
資金と自分のメンタル管理がしっかりとできる人
30秒取引はすぐに勝敗がわかりますので、複数回の取引を重ねることも可能ですし、強烈なトレンド発生時にはそのトレンドが終わらないうちに何度も取引を重ねて勝率をアップさせるということができる局面もやってくることでしょう。
その反面、30秒取引はついつい熱くなってしまったり、冷静に考える時間が少なかったりという側面もあります。そのため、知らず知らずのうちにギャンブル的な立ち回りになりがちです。
このことから、以下のタイプの方には30秒取引は向いていません:
ついついギャンブル的な思考になりがちな人
負けるとつい熱くなる人
負けず嫌いと周りから言われまくっている人
以前から資金管理で失敗しがちな人
熱くなると周りが見えなくなりがちな人
基本的に周りの制止を振り切るタイプの人
バイナリーオプションの30秒取引と60秒取引の違いは?
バイナリーオプションの30秒取引と60秒取引、秒数から見ればたいした変わりがないように見えますが、その違いはいくつかあります。
最も大きな違いはローソク足の存在です。
様々なチャート解析や分析を行う際に使うローソク足ですが、それぞれ1分足、5分足など種類があります。バイナリーオプションでもこのローソク足を使った分析手法が存在するわけですが、60秒取引には基本的にローソク足が存在します。しかし30秒取引については30秒足のローソク足というものが存在しないため、基本的にローソク足などを使った分析は不可能です。
正確に言えば不可能ではなく、1分足のローソク足などを見て分析を行うということも、できなくはありません。しかし、あまり現実的な方法とは言えません。もちろん教科書的なレベルの話をすれば1分足を見ながら30秒取引の予測を立てるというのは上位足を見て予測を立てるという手法に該当するのですが、現実は甘くありません。
もっと言ってしまえば、1分足などのローソク足があるということはそれだけ60秒取引には相場を分析することのできるポテンシャルがあるということになります。
しかしその反面、30秒取引についてはほとんどファンダメンタルズ分析やテクニカル分析など長期間のバイナリーオプション取引に使われるような分析がほぼ通用しないと思ってよいでしょう。もちろん強烈なトレンド発生時などにはある程度分析を行うこともできますし、ボリンジャーバンドなどを利用して短期的な予測を立てることも不可能ではありません。しかし、いかんせん30秒しか判定時間がありませんのでかなり刹那的な取引になるケースの方が多くなります。
分析を立てて予測を立ててエントリーを行う!という一連のバイナリーオプションの流れからすればかなり直感的に取引を行うようなイメージです。
結果的に、基本的に先ほどもご紹介したノイズなどの発生時にエントリーをしていくという方法が30秒取引の主な攻略法となります。
つまりまとめると、バイナリーオプション30秒取引と60秒取引の違いは分析するだけのポテンシャルがあるか、そしてローソク足などの分析するためのツールや仕組みが用意されているか否かというところになります。
ちなみにバイナリーオプションの30秒取引と60秒取引については両方とも国内のバイナリーオプション業者では用意されていません。日本のバイナリーオプションは基本的に2時間間隔でしか取引ができないため、これらは大原則として海外バイナリーオプションでのみ楽しめる取引となっています。
まとめ
バイナリーオプションの30秒取引は他の判定時間よりも極めて短いことから、戦略や攻略法といったものも通常とは若干異なります。特に特徴的なのはノイズを使った逆張りです。この方法を利用する場合はトレンド相場であれレンジ相場であれ、次に発生するノイズをポイントとしてエントリーを行うことになりますので、特段テクニカルな分析などは必要ありません。
資金管理やメンタル管理に自信のある方は、短い期間で何度か取引を繰り返すことができますのでおすすめの方法と言えます。逆に、ギャンブル的な思考になりがちな方や負けるとついつい熱くなって自分を見失ってしまうタイプの方は、負ける可能性が高くなってしまうのであまりお勧めはできません。
【追記】なかなか読めない30秒取引、勝つための「もう一つの方法」
テクニカル分析も通用しづらく、確立された手法がなかなか見えづらい30秒取引。
他の判定時間と比べて特殊な立ち位置にいることは間違いないので、勝ち方も若干特殊にしていく必要があります。そこで押さえておきたい方法が、経験を持っている人間に情報を供給してもらうという方法です。
例えば、一般的なサラリーマンの現場でも同じことが言えます。マニュアル通りに仕事をしていてもなかなかうまく事が運ばない時もあるでしょう。
そんな時、マニュアルを使うのではなく経験やノウハウを持っている先輩・ベテランから話を聞けば一発解決というケースも多く見られます。
なんでもかんでも数字に落とし込まれがちな投資の世界ですが、それは実は表面的な話。本質的な部分は、投資の世界でもベテランから話を聞くのが一番です。
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決してオープンな場ではないところに情報を「隠す」というわけではありませんが、本気でアクションを起こした人にだけ情報を提供をしたいという私の強い意向もあり、このようなクローズドな場を用意しています。
ブログでもかなり濃い情報をお届けしていますが、クローズドな場ではこれ以上の情報が待っていると思ってください。
もちろんバイナリーオプションの攻略法や分析の仕方、時にはツールの配布に関する情報などもあるでしょうが、情報はこれだけにとどまりません。
投資家としての心構えはもちろんのこと、もう少し即物的なプレゼントのご用意もあります。
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