バイナリーオプション投資に興味がある方は、基本的に何を持って取引を行えば自分の収入が増えるか、そして自分がより豊かになれるか考えるものでしょう。
そして、バイナリーオプションをリサーチする方の中にはブックメーカーについても興味をお持ちの方がいらっしゃることでしょう。バイナリーオプションとブックメーカー、似ていますが実は違うものなんです。そこでここでは現役のバイナリーオプション投資家が、バイナリーオプションとブックメーカーの違いについてご紹介するとともに、結局どっちが儲かるのかご紹介します。


【結論】バイナリーオプションとブックメーカーは別物!
バイナリーオプションとブックメーカーは、結論から言ってしまえば全くの別物です。バイナリーオプションは投資取引であり、ブックメーカーもまた同様に投資取引と呼ばれることもありますがブックメーカーの場合は本質的なところがギャンブルだというケースも多く見られます。この違いは、バイナリーオプションとブックメーカーのそれぞれの投資対象や取引の方法で出てくるものなのですが、それぞれ違いがあるだけに向いている人の特徴、そして向いていない人の特徴など明確な違いがあります。
そこでここでは、バイナリーオプションとブックメーカーの違いについて細かく分解して確認していきましょう。
バイナリーオプションとは
まずバイナリーオプションとは、ご存知の通りチャートの値段が予想した時刻に上がるか下がるかを予想する取引です。ギャンブルだという方もいらっしゃいますが明確にそれは違います。
なぜなら、バイナリーオプションは、投資としてチャートの動きを先読みする手法を利用するからです。もちろん、ギャンブル的な使い方も不可能ではありません。
とにかくシンプルな取引が特徴ですから、バイナリーオプションをギャンブルとして捉えるならそれはそれで楽しむこともできるのではないでしょうか。
また、ギャンブラーの方の中にはバイナリーオプションの確率を勝ち進み、勝率をあげていらっしゃるという方もいらっしゃる可能性は否定できません。しかし、バイナリーオプションはこのような特殊なスキルや特殊な強運をお持ちでなくとも、きちんと分析を行うことで投資取引として成立させることができます。
また、勝率を緻密に計算してアップさせていくことにより徐々に資産が増え続けるような、本物の意味との投資取引に成長させることも不可能ではありません。そのため、私どものようなバイナリーオプション投資家や現役のバイナリーオプショントレーダーという職業が誕生するわけです。プロのギャンブラーではありません。投資家です。つまりバイナリーオプション投資はきちんと食べていけるだけの根拠となり得る、そんな存在であるということがいえます。
向いている人の特徴
バイナリーオプション投資に向いている人の特徴としてはまずバイナリーオプションのことをギャンブルではなく投資として捉えられることが第一条件として挙げられます。
先ほどもご紹介したとおりバイナリーオプションをギャンブル的な楽しみ方もできてしまいます。
特に勉強せずとも、勝率は50%というわけですから、バイナリーオプション投資というよりはギャンブル的な意味合いで取り組んでも大丈夫ではあります。(推奨はしませんが)
場合によってはギャンブル的に取り組んだとしてもある程度の勝率を維持したり、場合によってはそれだけで生活していけるというポテンシャルも十分にあります。
しかし、ギャンブルはあくまでも確率的なものであり、負けるという可能性もあるわけです。そこで、バイナリーオプションのことをきちんと投資取引であると認識をして、そしてその勝率を高めていくための様々な勉強やメンタルの管理など「投資家としてのマインド」をインストールできる人はバイナリーオプション投資に向いていると言えるでしょう。
基本的にコツコツと作業をすることができて、勤勉な人でありまた向上心のある人であればバイナリーオプション投資には向いているというのではないでしょうか。
向いてない人の特徴
特に、全く稼ぐための努力をしない、勉強をしない、何もかもが面倒だ、向上心のかけらもない、このような方については残念ながらバイナリーオプションには向いていないと言えるでしょう。
なぜなら、バイナリーオプションは先ほどもご紹介した通り、極めてシンプルでありながらにしてとても奥の深いものだからです。
バイナリーオプションは為替相場を利用した同じような取引形態であるFXよりも圧倒的にルールが簡単なので初心者にもおすすめの投資です。
ただ、バイナリーオプションは確かに為替の価格が今後上がるのか下がるのかを決断するだけの簡単なトレードです。そのためいわゆる「勘」でどちらかを決めてしまうことも、不可能ではありません。
それゆえに、場合によっては向上心など全くなく、とりあえず「その場しのぎ」でカンが当たればお金がもらえるからそれでいいや!と考えてしまう人も存在しないわけではありません。
また楽に勝ちたいと思ってしまうと、バイナリーオプション投資はその途端に勝てなくなるというジンクスもあります。
もちろん、努力をしてその結果として楽に勝てるようになる、というのは全く問題ないことですし、実際にそのような領域まで到達できるケースもあります。
ただし、最初から努力もせずに楽に勝てるというわけではないというわけです。そのため、ギャンブル的にバイナリーオプション投資にのめり込む人は、負けるスパイラルに入ってしまう可能性が極めて高いと言わざるを得ません。
そのため、ギャンブル的な意味合いで向上心もなければ特に勉強をするつもりもないという方についてはどちらかと言うと他の公営ギャンブルの方が性に合っているケースもありそうです。(公営ギャンブルも計算や予測が必要ですが、それはまた別の機会にでも)
ブックメーカーとは
ブックメーカーは現在ヨーロッパで人気になっているギャンブルのことです。
ブックメーカーでは「スポーツ」、「天気」、「政治」などについて賭けることができます。
ヨーロッパで発祥した賭けごとですが、少しずつ日本国内でも人気になってきていて、ブックメーカーを行う国内人口も増えてきています。
いろいろなことに賭けることができるのは楽しいし、魅力的に感じるというユーザーも極めて多く見られるようになりました。特に、日本ではこのような一般的な賭け事については法律で禁止されていますので、海外のブックメーカーに参加することはとても楽しいと感じるユーザーも多く見られます。
スポーツではサッカーの試合などが人気で勝敗を予想して賭けたり、どちらが先にゴールを決めるかについて賭けたりできます。いろいろな項目にお金を賭けることができるのが魅力的です。
ギャンブルではありますが、投資として利用している人も多数です。
ただしブックメーカーについては日本国内での開催は法律で禁じられています。海外のブックメーカーサービスに日本から参加するというのも実はグレーゾーンな行為であり、あまり大々的にブックメーカーを取り組んでいるという表現をするのはお勧めできません。
結論としてブックメーカーは、バイナリーオプションと同じように、二つの選択肢の中から一つを選びそれが的中すればお金をもらえる!というスキームの部分では非常に似通ったものがあると言えるでしょう。
向いている人の特徴
ブックメーカーに向いている人は、情報収集が苦にならず、冷静に分析ができる人です。
スポーツの試合などの結果を予測して賭けるブックメーカーの勝敗は、運「だけ」によって決まるものではありません。運のみで勝敗が決まる内容であれば、勘で賭けるのも良いでしょう。
しかし、スポーツの場合はチーム自体の強さや、相手チームの戦闘力、さらには当日のスタメンやこれまでの傾向など様々な情報を参考に分析を行うことで、ある程度結果の予測ができるものです。
こうした情報収集が苦にならない、さらに特定のチームや選手に肩入れをするなど私情を挟むことなく、冷静に当日の試合などを予測できるひとであればブックメーカーの勝率を高めていくことができるでしょう。
また、これは元も子もない話なのですが、ブックメーカー投資についてギャンブル的な意味合いではなくきちんと分析を行って投資できる人については、共通してバイナリーオプションの方にも向いている・素養があると言えます。
向いてない人の特徴
ブックメーカーに向かないのは運だけを頼りに勝負に挑む人です。勿論、運によって高いオッズを的中させることができることもあるでしょう。
しかし、それ以上に負けが続いているのであれば、資金は目減りする一方となります。
ブックメーカーでしっかりと資金を増やしたいのであれば、低いオッズであっても確実に当てていく方が効率的です。そのため、ブックメーカーで利益を生み出したいのであれば、賭ける前に情報収集をする癖をつけておくと良いでしょう。
公営ギャンブルでも様々な予想や分析を行うのは一般的なことでもあります。そのため、完全に運だけでブックメーカー投資を行いたいということであれば、勝率やオッズの面では、実はバイナリーオプションの方が向いているというケースもあるでしょう。
ブックメーカーの場合はオッズがありますのでどうしても勝率が総合的に50%に収まるケースはまれです。
バイナリーオプションとブックメーカーの類似点
バイナリーオプションとブックメーカーは、実は似通っている部分が多数あります。そこでここでは、バイナリーオプションとブックメーカーの類似しているポイントについていくつか分解してご紹介していきます。
まず一番大きなポイントとしては、バイナリーオプションとブックメーカーは、ルールが似通っておりそしてその結果も極めてシンプルで分かりやすいという部分が挙げられます。この辺りについて詳しく解説すると以下のようになります。
勝ち負けの存在
まず、ブックメーカーもバイナリーオプションも勝ち負けが存在します。つまり、予想がどうなったから若干の持ち金増加に繋がった、というような話ではなく、その予想に勝てるか負けるか、という勝敗がストレートにはっきりしているのです。
ちなみに、サッカーや野球の試合などについては勝ち負け、ドローというものがありますが、バイナリーオプションやブックメーカーについては基本的にドローはありません。
どちらか一方で決着が付く可能性が極めて高く、またごくまれにバイナリーオプションなどを中心にドローになることもありますが、この場合は潔くドロー=負けとしてカウントされるケースが多いため、勝敗はシンプルでわかりやすいというのも嬉しい特徴なのです。
そしてこの部分については、バイナリーオプションとブックメーカー双方に共通するポイントと言えるでしょう。
シンプルな二択取引
極めてシンプルな二択取引であるというのもバイナリーオプションとブックメーカーの似ているポイントです。つまり、他の賭け事やナンバーズ系の宝くじのように選択肢が無限に広がっているような取引ではないのです。またルールも極めてシンプルですから初心者の方でも取り組みやすいという特徴があります。こういった部分が、バイナリーオプションもブックメーカーも日本人の初心者が特に取り組みやすい内容だと言われている「ゆえん」でもあります。
日本人の参加規模
バイナリーオプションもブックメーカーも、基本的には日本人の参加希望はほぼ同様です。バイナリーオプションの日本国内の参加人数は現在正式な書類やデータとして公表されているものはありません。
しかし、FXの取引口座でアクティブなものという条件での調査データが上がっており、また日本国内で開設可能なFXの口座は基本的にバイナリーオプション取引も可能となっていることから、ここを計算すると、おおよそ、日本のバイナリーオプションの参加人口は数万人規模で存在すると考えられます。
もちろん、バイナリーオプション自体がまだまだ日本国内での知名度が低く、というより一部の投資家や一部の「上級国民」と呼ばれるような人たちがバイナリーオプション投資を愛用しているという情報もあり、積極的に広告が出されていない状況であるという考え方も不可能ではありません。
この辺りについては、やはり「実際に稼げるものは人に教えたくない」というマインドが働くのが人間ですから、不思議なことはないでしょう。
一方、ブックメーカーに関しても日本国内でほぼ同様の参加人口がいると考えられます。
ただし、欧米圏ではブックメーカー投資といえば日本で言うところの公営ギャンブルに近いものがありますので、極めて人口が多いという事情があります。有名なウィリアムヒルなどは16000人もの従業員を現地で雇用しており、ロンドン証券取引所に上場しています。
バイナリーオプションとブックメーカーの相違点
手軽な投資法として注目を集めるバイナリーオプションとブックメーカーの大きな違いは、賭ける対象です。
バイナリーオプションで使う相場というのは、思いがけないタイミングで大きく変動をし、予測もしない結果が出ることも多いものです。ただ、ブックメーカーは試合終了など賭けた対象の勝負が終わるまで結果が出ないのに対し、バイナリーオプションは短時間で取引を繰り返していくことができます。そのため、素早く結果を知りたいという場合は、バイナリーオプションを選んでおくと良いでしょう。
ブックメーカーにもバイナリーオプションにも、それぞれ違う魅力があります。どちらも、ネット環境さえあれば手軽に参加できるようになっています。少しでも興味を持っているのであれば、気軽に挑戦してみると良いでしょう。
取引対象
バイナリーオプションは相場の値動きを予測して取引を行うのに対し、ブックメーカーはスポーツの試合を始め様々なものが対象となります。
スポーツの試合の場合は、チームの戦闘力や選手のコンディションなどを分析することで、勝率を高めていくことができるでしょう。さらに、賭けた後に形勢が不利と感じたら、その時点で勝負を降り払い戻しをして受けることができるキャッシュアウト機能も用意されています。
ペイアウト率
ペイアウト率についてはバイナリーオプションとブックメーカーで明確な違いがあります。
まずバイナリーオプションはペイアウト率と呼ばれる数値が、おおよそ高くても2.0倍程度であることに対して、ブックメーカーの場合はかなり無茶な掛けもあります。そのため「オッズ」ということで、ペイアウト率は数十倍からそれ以上になるケースもよくあります。この辺りは実際の公営ギャンブルであるところの競馬や競艇のオッズや払戻率と同じようなものだと考えていただければ間違いないでしょう。
【疑問】バイナリーオプションもブックメーカーも結局ギャンブル?
バイナリーオプションもブックメーカーも、結局ギャンブルなのでは?とお思いの方もいらっしゃるでしょう。しかしそれは明確に違います。両者とも、基本的にはギャンブルではありません。
正確には、ギャンブルとして楽しむこともできるが実際は投資として楽しむべきもの、という意味になります。
バイナリーオプションブックメーカーも単純に入り口だけで遊ぶのであれば、ギャンブルとして楽しむことはもちろんできます。そのようなルール設計となっており、取引の方法もシンプルであることから実際にギャンブルの範疇で遊んでいるという方も多く見受けられます。
しかし、本当にお金を増やす・本気で勝ち上がってきたいということであれば、バイナリーオプション・ブックメーカー双方、それに応えるだけのポテンシャルがあるというわけです。つまり、バイナリーオプションブックメーカーも、投資として大成させるだけの知識やノウハウ・テクニックを持つ人が現れればその人次第で十分なポテンシャルを発揮することができるというわけです。
また、もっと突き詰めて考えると実はバイナリーオプションもブックメーカーもポテンシャルこそあれど、本当の意味投資商材として採用するならオススメできるのはバイナリーオプションの方となります。
ブックメーカーも投資としてのポテンシャルを秘めてはいますが、結局はギャンブルの内容がベースとなっているため、胴元がいる限りブックメーカーは大きく勝ち上がっていくことは難しいという問題があります。
その一方で、バイナリーオプションについては、実質的に行っていることは為替相場を見極めた上での投資活動ということになりますので、余分な要素が一切入っていない分、テクニカル分析はファンダメンタルズ分析などによって大きく勝率を上げることも可能です。
また、動かしているお金についてもその基準が為替相場の上がり下がりという部分で判定されることになりますので、こちらの部分でも、投資取引であると言えるでしょう。
このような理由から、バイナリーオプションもブックメーカーも、灯し商材にするだけのポテンシャルはありますが、結局どちらが投資に向いている商材か、と言えば、バイナリーオプションの方に軍配が上がるというわけです。
バイナリーオプションの投資は、きちんと相場の上がり下がりを見極めることにより勝率を安定させることが不可能ではありません。さらに、投資取引に関しては、知識をつければつけるほど勝率が上がっていくというものでもあります。それに対するブックメーカーは、ギャンブルであることからその対象のスポーツの結果など場合によってはどれだけ知識や経験を積んでも、予想しきれないケースもあるでしょう。この予想のしやすさや、予想の根拠という部分について、バイナリーオプションの方に軍配が上がるという言い方も可能です。
そのため、投資をするならやはり確実性があり、分析もしやすく、分析すべき要素に不確定要素があまり含まれていないバイナリーオプション投資の方がオススメと言えます。
同じような取引にFX投資もありますが、FX投資の場合は基本的に取引が複雑難解になりつつあり、また初心者の方がいきなりトレードをするにはややハードルが高い部分もあります。
基本的にはバイナリーオプション投資という二者択一の極めてシンプルな取引を行うほうがよいでしょう。そうすることにより、今までの生活を大きく変えることも不可能ではないというわけです。バイナリーオプション投資にはそれだけのポテンシャルがあるということになります。
まとめ
バイナリーオプションとブックメーカーは似ているようでいて実は違うものでもあります。
そしてどちらも様々な共通するポイントがありますが基本的には、二者択一で予想が当たればお金がもらえるというルールがあります。ちなみに、バイナリーオプションとブックメーカー、どちらが投資に向いているの?ということであれば当ブログの最終的な見解はバイナリーオプションに軍配が上がることになります。
バイナリーオプションの場合はペイアウト率こそブックメーカーに若干譲る部分もありますがその分だけ極めてシンプルな「為替相場の動きを、上がるか下がるか予想するだけ」というシンプルさがあります。ブックメーカーは、どちらかと言うともともとがギャンブルという部分がありますので日本でいうと「公営ギャンブルをどれだけ投資にできるか?」というような考え方と同じようなものとなります。
つまり、分析をすることは不可能ではありませんが、分析に対する深い知識や洞察力などが必要となります。まだ不確定要素も複雑に分析しなければならないという事情があることから、初心者の方が特にこだわりもなく、どのような商材でもいいからとにかく投資取引を始めたい!ということであればバイナリーオプション投資を選択するのが一つ有力な選択肢と言えるのではないでしょうか。