バイナリーオプションには、様々なタイプがあります。エントリーの方法や時間、通貨ペアなど様々なタイプがありますが、その中でも大きな枠組みとして「そもそも日本のバイナリーオプションなのか海外のバイナリーオプションなのか」というものがあります。
ここでは現役の投資家が「裏情報」も暴露しつつ、バイナリーオプションは日本と海外で違いはあるのか?という疑問にスポットライトを当ててご紹介していきます。


バイナリーオプション、日本と海外の違いは?
結論からあげてしまうと、バイナリーオプションは日本と海外で大きな差があります。
そもそも日本と海外では、サービスを提供している業者が異なります。日本のバイナリーオプションといえば、日本のバイナリーオプション業者を利用した取引のことを指します。
一方、海外のバイナリーオプションは、海外を拠点とするバイナリーオプション業者に日本からアカウントを作成して取り組むようなイメージです。
この違いこそが日本と海外の最も大きな違いにして、最も大きな戦略上の分かれ道の一つと言って良いでしょう。
バイナリーオプション・日本と海外で違う要素は?
では、バイナリーオプションの日本業者と海外業者ではどのような部分が違うのでしょうか。ここでは国内のバイナリーオプション業者と国外のバイナリーオプション業者で、異なる要素をまとめてご紹介します。
ちなみに結論からあげてしまうと、大きなカテゴリーとしては、
- ルールの違い
- 入出金関係の違い
- 許可や安全性などに関する違い
となります。
日本と海外どちらが良いのかについてはまた後でご紹介するとして、まずは日本と海外のバイナリーオプション業者における異なる要素を一つずつチェックしていきましょう。
ルールの違い
まずはじめに、ルールの違いについて確認します。
日本のバイナリーオプション業者と海外のバイナリーオプション業者では「ルール」に違いがあります。バイナリーオプションのやり取りという部分で大きな違いがあるわけではないのですが、取引におけるルールにいくつか異なるポイントがありますので、詳しく確認していきましょう。
取引時間(判定時間)
日本と海外のバイナリーオプションの大きな違いは、取引時間の長さです。
日本のバイナリーオプション業者の取引時間は、2時間もしくは3時間と長めに設定されています。
取引時間は業者ごとに決まっており、口座開設をしてから自由に選べるという形にはなっていません。そのため、日本のバイナリーオプション業者を利用する際には、取引時間までしっかりと目を通した上で口座開設手続きに進むと良いでしょう。
それに対して、海外のバイナリーオプション業者の取引時間は、最短30秒から1日までと様々です。
業者によっては2週間という設定も可能ですが、多いのは30秒や1分、5分、10分など細かい取引時間を設けている業者です。
このように、日本の場合は口座開設後に取引時間を選択することはできませんが、海外の業者であれば複数の取引時間の中から自由に選ぶことができます。
「30秒や1分ごとに利益を確定したい」「じっくり時間をかけて取引したい」など、その時の気分で取引をしたい場合には、海外の業者を選んでおくのがおすすめです。
取引回数
取引時間によって変わるのが、1日に可能な取引回数です。これからバイナリーオプションを始めたいという場合は、取引時間を確認したうえで業者を選びましょう。
日本のバイナリーオプション業者は1回の取引時間が長く、1日の取引回数にも制限があります。
取引回数の上限は業者によって異なりますが、1日10回前後であると考えておくと良いでしょう。
一方、海外のバイナリーオプションは取引回数に関する制限がありません。
先述したとおり取引時間も最短30秒から1日までの間で自由に選べるようになっており、日本の業者よりも自由度の高い取引が可能です。
バイナリーオプションの取引回数は、多ければ多い方が良いのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、取引を行ううえで重要となるのは、取引回数を増やすことよりも自分が予測しやすい相場を狙ってエントリーをすることです。
レンジ相場が読みやすいと感じる人もいれば、トレンド相場の方が予測しやすいという人もいます。勝率を高めていくためには、自分に合った相場を選んでエントリーしていく形を選ぶことが有効です。
自分にあった相場を選ぶと必然的に1日の取引回数が限られることになりますから、取引回数に上限がある日本の業者でもまったく問題はありません。30秒や1分など「とにかく短時間で結果を知りたい」という場合は、海外の業者に注目すると良いでしょう。
ペイアウト率
日本と海外のバイナリーオプションのペイアウト率は「固定制」を採用しているか「変動制」を採用しているかという点で異なります。
バイナリーオプションといえば、エントリーした予想が的中すれば1.8倍の払い戻し、反対に外れた場合は全額没収というイメージを持つ人が多いでしょう。
この「1.8倍」のように、的中した場合に払い戻される倍率が常に一定となっているのが固定制で、海外のバイナリーオプション業者はこの固定制が主流となっています。
一方、日本のバイナリーオプション業者が採用しているのは変動制で、エントリーした金額に関わらず的中した場合は1,000円もしくは10,000円の払い戻しとなります。
的中しやすさなどに合わせてペイアウト率が変わり、1,000円の払い戻しとなっている場合にはエントリーする箇所によって取引金額が50円から990円まで変動します。
的中する可能性が高い箇所はペイアウト率1.01倍の990円、的中しにくい箇所はペイアウト率20倍の50円という形となるため、日本のバイナリーオプション業者のペイアウト率は1.01~20倍という表記が一般的です。
これからバイナリーオプションを始める人は、こうしたペイアウト率の仕組みをよく理解したうえで業者選びをするようにしましょう。
取引通貨
さらに、日本と海外のバイナリーオプション業者では、選べる通貨ペアの種類にも違いがあります。
日本の業者の場合、日本円を中心としたメジャーな通貨の組み合わせが多く、選べる通貨ペアは4~7ペア程度と少なめです。
それに対し、海外の場合は日本円が絡まない通貨ペアも選べるため、業者によっては20ペアなど多くの通貨ペアの中から好きな組み合わせを選べるようになっていることもあります。
通貨ペアが多ければ、それだけ自由度の高い取引ができると考える人もいるでしょう。しかし、馴染みがない国の通貨の値動きというのは、予測しにくいものです。
さらに、相場の動きはペアにする国同士の関係などによっても左右されます。国際情勢などがあまり伝わってこない国の通貨を選ぶと、想定外の下落など意外な値動きをしてしまうことは少なくありません。
そのことを考えると、頻繁に情報が入ってくる国の通貨と日本円のペアなど無難な組み合わせを選んでおいたほうが値動きの予測がしやすいでしょう。
選べる取引通貨自体は海外の業者のほうが圧倒的に多いですが、多ければ良いとは一概には言えません。バイナリーオプションを始める前には、情報の入手しやすさなども考えながら、自分に合った通貨を選ぶと良いでしょう。
入出金関係の違い
バイナリーオプションの投資取引を行う際は、取引口座に入金しておく必要がありますが、その方法も日本のバイナリーオプション業者と海外のバイナリーオプション業者では大きな違いがあります。
「入金方法」だけでなく「入金額」や「出金時の手数料」などについても異なるポイントがありますので、こちらも詳しく確認していきましょう。
入出金方法
日本と海外のバイナリーオプション業者では、入出金方法に関する選択肢と手数料の有無に違いがあります。
日本の業者に入金をする場合には、金融機関を通じた振込が一般的です。通常の振込入金の場合は手数料がかかることになりますが、即時入金サービスを利用すれば振込手数料は無料となります。
手軽にバイナリーオプションを始めたい時は、ネットバンキングと契約をして、即時入金サービスを使えるようにしておくと良いでしょう。出金は口座振り込みになりますが、手数料は無料のため、気軽に依頼をすることができます。
それに対し、海外のバイナリーオプション業者の場合は、クレジットカードまたは銀行振込から選べるケースが多くなっています。
業者によっては仮想通貨にも対応しており、国内の業者と比べると選択肢は豊富です。手軽に入金をしたいのであれば、手数料がかからないうえに反映も早いクレジットカードの活用を考えておくと良いでしょう。
出金に関してもクレジットカードのほか銀行口座への振込などにも対応していますが、手数料は出金方法によってそれぞれ異なり、無料となることもあれば1,000円から2,000円が必要となることもあります。
より気軽に出金をしたい場合は、手数料などをきちんと確認したうえで利用する業者を選ぶようにすると良いでしょう。
最低投資額
日本と海外のバイナリーオプション業者は、最低入金額も最低取引額も異なります。
日本のバイナリーオプション業者には、口座開設後に入金する金額に関する制限がありません。最初にいくら入金するかは、トレーダーが自由に選ぶことができます。
実際の取引の際に必要となる最低取引額は50円から990円程度です。なぜこれだけの幅があるかというと、その理由はペイアウト率によって必要な取引金額が異なるためです。
スムーズに取引をしたい場合は、どのペイアウト率にも対応できるように、1,000円以上の入金を考えておくと良いでしょう。
それに対し、海外のバイナリーオプション業者は最初の入金額が決められています。
最低入金額は5,000円となっていることもあれば、20,000円となっていることもあり、選ぶ業者によって準備をしておかなければならない最低投資額が変わります。
さらに、海外業者はその後の取引も500円からや1,000円からなど業者によって差があるため、口座開設前には最低入金額や取引額をしっかりと確認しておく必要があります。
海外業者を利用する場合は、必要な資金や取引に使う金額が業者によって大きく変わることになります。少しでも理想に近い取引をしたいのであれば、最低投資額などの比較検討をしたうえで業者選びをしていくようにしましょう。
税金の種別
さらに日本の業者を選ぶか、海外の業者を選ぶかによって変わってくるのが課税方法です。
海外のバイナリーオプション業者を通じて得た利益は「雑所得」という形になります。
雑所得に対する課税は稼いだ金額によって税率が変動する累進課税ですから、稼げば稼ぐほど多額の税金を納めなくてはなりません。
一方、日本国内の業者を利用して得た利益は「申告分離課税」で、稼いだ金額に関係なく所得税の税率は20.315%です。
また、日本のバイナリーオプション業者を利用した場合には「損失繰越」や「損益通算」などの節税対策もできます。
バイナリーオプションで損失を出した場合、日本の業者で出した損失であれば3年に渡ってその損失を繰り越すことができます。損失繰越をしておくと3年目までの利益からその損失を差し引きすることが可能です。
さらに、FXなど他の投資でも損失が出た場合は、損益通算を行うことでその年の税金を少なく抑えることもできます。
つまり、税金面では海外よりも日本国内のバイナリーオプション業者を利用したほうが断然お得だということです。
許可や安全性の違い
また、日本のバイナリーオプション業者と海外のバイナリーオプション業者では「安全性」にも違いがあり、こちらも詳しく知っておくべきポイントの一つです。
具体的にどのような点が異なるのかを正しく理解し、リスクを最大限に排除したうえでバイナリーオプションを楽しみましょう。
金融庁登録
日本国内でバイナリーオプション取引を提供しているのは日本の金融庁に金融商品取引業者として登録している証券会社やFX業者であり、金融商品取引法という法律の規定に従って運営されています。
これは本来であれば海外のバイナリーオプション業者も同じで、日本在住者向けにサービスを提供する場合は日本の金融庁に登録を行う必要があります。
しかし実際は、海外のバイナリーオプション業者の多くが無登録のまま事業を行っているのが現状です。
このような無登録の海外バイナリーオプション業者と取引を行うこと自体に違法性はありません。ただ、無登録の海外業者には日本の金融商品取引法が適用されないため、取引時に何らかのトラブルが発生したとしても、日本の金融庁では追及がきわめて困難です。
したがって、海外バイナリーオプション業者との取引を行う際には「何があっても完全自己責任」だという心構えで臨むことが重要となります。
実際に無登録の海外業者による悪質な詐欺行為も多数報告されていますので、取引を行う業者は慎重に選びましょう。
各業者の情報量
日本と海外のバイナリーオプション業者を比較した場合、日本の業者のほうがユーザーにとって企業の様々な情報が得やすいというメリットがあります。
先述したとおり、日本国内の業者は日本の金融庁から認可を受けており、金融サービスを提供する企業としての信頼性があります。その情報もホームページや様々なところで企業情報が公開されており、情報量も豊富です。
また、日本国内の業者は主に日本人ユーザーが利用しているため、ネットで検索すれば実際に利用した人の口コミも多数見つかります。表面的な情報だけではなく、実際のトレードを含めたよりリアルな情報も手に入りやすいのです。
一方、海外業者は言葉やネット検索の壁があるせいで、サービス企業の幅広い情報をなかなか得られません。
最近は日本語に対応している業者も増えてはいますが、事業拠点が海外にあるため記載されている企業情報も日本人の感覚ではピンとこないことが多いでしょう。
海外業者でも「ハイローオーストラリア」のように日本人トレーダーが多数利用している業者であれば情報もそれなりに出回っていますが、そうでない場合は信頼性を見極めるのがきわめて困難です。
海外業者は日本の法律の範囲外にあるため、トラブルがあった際にどのような形でトレーダーが守られるのか不透明な部分もあります。「ハイローオーストラリア」のように信頼できる業者なら万が一の時もしっかりした対応がなされますが、そうでないマイナーな業者は健全な業者かどうかの判断材料となる情報が日本の業者より少ない点がネックです。
バイナリーオプション業者は日本と海外、どっちがいいの?
ここまで日本のバイナリーオプション業者と海外のバイナリーオプション業者の違いを様々な観点からご説明してきましたが、実際のところ日本と海外ではどちらの業者と取引を行うのが良いのでしょうか。
先に結論からお伝えすると、収益性を重視するなら海外のバイナリーオプション業者を選ぶのがおすすめです。
すでにお気付きのとおり、日本国内のバイナリーオプション業者では、トレーダーの安全確保を目的とした様々な規定に沿った運営が行われています。そのおかげで現在は従来のようなギャンブル性は軽減され、より安全に取引を行うことができるようになっています。
しかしその一方で、1回の取引回数やペイアウト倍率といった制限が多くなったことで「短期間で爆発的に資産を増やすチャンスがある」というバイナリーオプション本来のメリットまで失われてしまいました。そのため、投資収益や投資効率を考えると日本の業者は海外業者には叶わないというのが現状です。
日本の法規制が及ばない海外のバイナリーオプション業者はいまだ投機性が高く、一歩間違えれば一瞬にして大損するおそれもあるため注意が必要ですが、海外の業者でもリスク管理をしっかり行い確実なトレード手法で臨めば危険な取引になることはまずありません。
バイナリーオプションに限らず、投資というのは自己責任のもとで行うもの。その心構えがあるならば、日本のバイナリーオプション業者を選ぶ理由はどこにもないのです。
現役トレーダーが海外バイナリーオプションを好む理由
バイナリーオプションは日本と海外それぞれに独自のルールや決め事がありますが、現役のトレーダーはどちらかと言うと海外バイナリーオプションを好む傾向にあります
それは一体なぜでしょうか?
答えはシンプルで、海外のバイナリーオプションは自由度が高く一攫千金のチャンスも十分にあり、それでいて投資としてコツコツとした収益を取り続けることができるというメリットがあるからです。
ただ、海外バイナリーオプションは取引経験の豊富な上級者向けでもあります。
先述したとおり、海外のバイナリーオプション業者は日本国内の業者のように金融庁などの指導監督を受けているわけではありません。日本の法律で規制できないということは、万が一トラブルが発生した際にはすべて自分で責任を負わなくてはならないのです。
それでもなお海外バイナリーオプションを投資家が好むのは、この自由さがあるからこそでしょう。
それでは、自由度が高くメリットも多い海外バイナリーオプションに初心者が挑戦するにはどうすれば良いでしょうか?
その答えもまたいたってシンプルで、海外バイナリーオプションで結果を出したいなら、実際に海外バイナリーオプションで結果を出している人からその手法を教えてもらうこと。
要するに”コーチ”をつければ良いのです。
コーチの存在というのは非常に重要で、たとえばスポーツの世界でもプレイヤーひとりだけの力では様々な大会を勝ち上がってオリンピックの本選に出場することはできません。優秀なプレイヤーの傍らには、ほぼ必ずと言っていいほど優秀なコーチの存在があります。
それと同じで、バイナリーオプションもより高みを目指すなら、そこへ到達する方法を知っているコーチが必要というわけです。
では、肝心のコーチ選びはどうすれば良いのかというところですが、これについては現役の投資家がコーチになれば言うことなしでしょう。
私はLINE@というところで様々な人々にバイナリーオプションに関する有益な情報や投資のマインドセットなどをお教えしています。もちろん、お金は一切いただいておりません。

なぜ情報料を取らないのか、その理由を話せば長くなるので割愛しますが、とにかくバイナリーオプションで勝ちたいと思っている初心者の方は、私とLINE@で繋がってください。そうすることで、きっとあなたの未来は大きく開けることでしょう。
本気の方は、ぜひお待ちしています。
まとめ
今回は、日本と海外のバイナリーオプションの違いを様々な観点からご説明しました。
日本のバイナリーオプションと海外のバイナリーオプションの違いは、取引時間や回数、ペイアウト倍率などすべて含めて「日本の法律が適用されているかどうか」というところにあると言えます。
日本では法規制によって安全性の高い取引が実現しましたが、それと同時にバイナリーオプションの”うまみ”と呼べる部分もなくなってしまいました。
海外の業者が日本の金融庁への登録を行わないまま日本在住者にサービスを提供しているのも、これが理由であると考えられるでしょう。日本の業者とまったく同じ基準では、差別化を図ることができないからです。
それゆえに海外のバイナリーオプションは自由度の高い取引が魅力であり、一攫千金を狙うチャンスも十分にあります。
とはいえ、海外のバイナリーオプション業者には日本の法律が適用されないという点だけは決して忘れてはいけません。万が一の時は自分自身で対処する必要がありますが、言葉が通じないぶん解決までに時間を要することも覚悟しておかなくてはならないでしょう。
そういったトラブルを未然に回避するためにも、海外のバイナリーオプション業者を利用する際には安全性をきちんと確認することが大切です。現在は日本語に対応している業者も増えてきています。
仕組みやルールを正しく理解し、自らリスクをしっかりコントロールしようという意識を持っていれば、海外業者の利用も恐くはありません。ぜひバイナリーオプション本来の自由度の高い投資を楽しんでみてください。