バイナリーオプションにおいて、メンタルの管理はとても重要です。もっと言ってしまえば、マイナス思考はバイナリーオプションの大敵ですから排除しておくに越したことはありません。
しかし、人間の脳は基本的にマイナスよりに流れるようになっているので、マイナス思考を脱却するのは至難の技。そこでここでは、バイナリーオプションにおいて負ける要因の一つであるマイナス思考を脱却する方法を考えてみましょう。
【結論】バイナリーオプションの勝ち負けとマイナス思考は切りすべし

バイナリーオプションに勝ち負けはつきものです。
これは揺らがない結論です。常にどのポジションでも勝ち続けるバイナリーオプションプレイヤーは存在しません。
もしそういったスクショや動画の情報が出回っているとすれば、その案件は9割9分9厘、詐欺案件です。
勝ちも負けもあって、そこで初めてトータル収支がどうなるか?これがバイナリーオプションの勝敗です。
ところで今あなたは、バイナリーオプションで常に収支をプラスにできていますか?
先ほどもご紹介した通り、多少負けることがあるのは一切気にしなくて平気ですが、トータル収支がプラスになっているかどうか、ここは気にしておきたいところです。
…ここまで言ってもまだ、
・バイナリーオプションで一回負けたからもうだめだ
・全然想定外の動きをされたから、自分には才能がない
・3日連続負けたからもうバイナリーオプションで破産待ったなし
という人がいます。
そういう方は、もれなくマイナス思考にやられています。
いわゆるメンタルの不調というやつです。
このマイナス思考こそがバイナリーオプションで負けにつながる危険な要素というわけです。
むしろバイナリーオプションで負ける時の原因の多くは相場ではなく、プレーヤー本人のマイナス思考による、という意見を持つ方さえもいらっしゃいます。
ちなみに、
- 絶対に勝たなければならない
- 絶対に負けてはならない
- 負けたらもう終わりだ
- 負けたらどうしよう
この辺は全てマイナス思考のなせる業です。
勝敗は兵家の常と心得る
勝敗は兵家の常。という言葉があります。誰が言い出したのかは諸説ありますが、元々は三国志から来ている言葉です。
この言葉が語られた時のシチュエーションや本来の意味は差し置いておくとして、この言葉、バイナリーオプションにもぴったりくる言葉です。
勝ち負けは、バイナリーオプションの常と心得る、くらいの気持ちの方が良いでしょう。1回負けたからと言って才能がないと言ったことはありませんし、たった1回の敗戦で軍が滅んだというような史実もほぼ見当たりません。
天下を統一した大将軍でさえも、負けは何度も経験しているはずです。
現代日本を代表するような大手企業の経営トップでさえも、今まで何度ビジネスで失敗をしてきたことでしょう。
というわけで、まずは負けたからといってマイナス思考に陥る必要は全くない、ということを頭に叩き込みましょう。
負けた時こそ振り返りが重要
とはいうものの、負けた時こそ振り返りは重要です。
マイナス思考に陥らず、粛々となぜ負けたのか、今回の敗因は何だったのか、そして次回以降の対策はどのようなものがあるか?あるいはその負けがいわゆる偶発的なものだったのかどうかなど、切り分けるべきことがたくさんあります。
バイナリーオプションで負ける要因・マイナス思考を脱却するには?

バイナリーオプションで負ける要因となり得る「マイナス思考」を脱却するにはどのような方法があるでしょうか?
残念ながら、ここさえ気をつけていれば絶対にマイナス思考を脱却できますといった裏技的なものは存在しません。
なぜなら人間の脳は基本的に、そして、本能的にマインドがマイナスの方向に向かうようにできているからです。
そして失敗や挫折、その他様々なマイナスな出来事を経験していれば経験しているほど、同じようなダメージを受けたくないという防衛本能が働きます。そのためさらにマイナス思考の波は大きくなっていくというわけです。
そのような理由で、基本的にマイナス思考脱却するための裏技的なものは存在しません。
もしそういった裏技的なものがあるとすれば、もう少し高い次元の話になるでしょう。
例えば瞑想だったりマインドフルネスだったり、一流アスリートや一流の経営者が行なっているような習慣を身につけなくてはなりません。
ここではあまりにも詳しい内容になりすぎてしまうので詳細を割愛しますが、基本的にマイナス思考を脱却するには、このように色々な修行めいたものが必要と思っていてください。
Q:「もう少し簡単にマイナス思考を脱却する方法はありませんか?」
こんなご質問が聞こえてきそうなので、先に回答しておきましょう。
いくつかの習慣を実践することで、バイナリーオプションにおけるマイナス思考はある程度脱却できます。
ここでは、マイナス思考でバイナリーオプションの投資判断がぶれてしまわないように、いくつかマイナス思考を脱却するコツをご紹介します。
無駄打ちは敵と心得よ
バイナリーオプションにおいて、無駄にエントリーしてしまったり、負けを取り返そうとして複数のポジションを取るなど、取引を無駄に行うのは敵だと心得てください。
オンラインカジノやギャンブルの界隈でも無駄打ちは敵という言葉がありますが、これは投資の世界であるバイナリーオプションでも言えることなんです。
まず、負けている時は負けているほど、負けを取り返さなければなりませんから、ついつい多くのポジションを取ってしまいがちです。
そして、実際に投資する金額も大きくなりがちです。
確かに、オンラインカジノの世界やギャンブルの世界では、負けた金額の2倍を次のベッドで使うことで価値の確率を上げていき最終的に収支をプラスにするという戦い方もあります。
これをマーチンゲール法と言います。
しかし、バイナリーオプションではマーチンゲール法はあまりお勧めしていません。
マーチンゲール法をバイナリーオプションに適用すべきでないと考える理由はいくつかありますが、バイナリーオプションの特性や証券会社のルールなど諸々を考えると、お勧めできません。
(※この辺りはご要望があれば新たな記事にしようと思います)
投資ルール(軍規)は感情より重いと心得よ
仮に投資を戦に例えるなら、投資ルールは最も守らなければならない軍規のようなものでしょう。
感情を優先して、撤退すべき時に竹ヤリ1本で単騎突撃する武将。
仮に勝利して戻ってきたとしても、軍の規律を破ったということで後から処罰されるのは目に見えています。
これはあくまでも結果的に勝てたというだけで、負けるリスクはかなり高かったと言えるでしょう。このように、バイナリーオプションでも撤退すべき時には、感情よりもルールを優先して撤退を心がけるのが何よりも重要です。
負けを取り返そうとするとついついカッとなってしまったり、あるいは負けたらどうしようというマイナスの感情に押し流されて、ついつい際限なくベッドを繰り返してしまうことがあります。
また、先ほどもご紹介したマーチンゲール法のルールを聞きかじっているタイプの方はこの傾向が特に顕著です。
自分を守るためにも、そしてバイナリーで最も重要な自分の資金を守るためにも、撤退時のルールは必ず守るようにしましょう。
とりあえず撤退してしまえば、その段階からお金が減ることはありませんから、精神衛生上も安定します。
勇気ある撤退で資金を守った(=安全を確保した)後に考える今後の戦略と、単機突撃して大敗を喫し、お金がなくなってしまった後で考える今後の事。
どう考えても、プラス思考で今後の事を考えられるのは前者です。
【極論】ダメだと思ったらその日はバイナリーオプションを休む
極論ですが、ダメだと思ったらその日はもう取引をやめてしまいます。
マイナスがかさんでいる時にマイナスを重ねてしまうと、マイナス思考の波が大きくなりすぎて再起不能になることもあります。
というより、再起不能なほど大敗を喫してしまうケースのほうが多いでしょう。逆転満塁サヨナラホームランを打てるのは、よほどメンタルコントロールができているプロだけです。もしくは、まぐれです。
マイナス思考に飲まれている時に逆転ホームランは打てませんし、まぐれに期待するのは確率論からみて大体負けるので、オススメしません。
管理が出来る人をそばにおく
ちょっとした裏技チックなものを最後にご紹介します。
ご自身にメンタル管理やヤメ時の管理ができなければ、あなたの管理をしてくれる存在をそばに置くという方法があります。自分のルールとして、絶対にこの人に止められたら取引を止める、とだけ決めておき、あとはその人に従うのです。
ただし、これはご家族ではいけません。
あなたよりもマイナス思考が強い恐れがあること、いざというときにあなたが相手に従わない(=相手の静止を振り切ってしまう)可能性があるからです。
いわゆるメンター的な存在で、バイナリーオプションですでに結果を出している存在の方が良いでしょう。
そこまでサポート出来るかどうかは別ですが、もしよければ私・西条の直通LINEもご活用ください。
まとめ

マイナス思考は、バイナリーオプションの大敵です。
マイナス思考に支配されると勝てるものも勝てなくなってしまいます。バイナリーオプションに負けはつきものであることを正しく認識し、そしてトータルで収支をプラスにできるようにいくつかの習慣を心がけると、色良い結果が見えてくるでしょう。
特にバイナリーオプションは周りから理解されづらい取り組みでもあるのでご自身をストップしてくれる存在や、ご自身と一緒に二人三脚で戦い抜いてくれる仲間を探すのは、お勧めの方法です。
適任がいなければ→西条の直通ライン