バイナリーオプション

SBIでバイナリーオプションが出来る説の真相は?プロトレーダーが解説

最近インターネットで調べ物をしていると、SBIでバイナリーオプションができるのでは?と思わされることがあります。

なぜなら「SBI バイナリーオプション」といった検索キーワードが多いからです。SBIでバイナリーオプションができる説、真相はどうなのでしょう?

ここではプロトレーダーが、SBIとバイナリーオプションの関係性について迫ります。

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SBIでバイナリーオプションが出来るってホント?

SBIでバイナリーオプション「のようなもの」ができるのは本当です。バイナリーオプションというと海外の知らない業者ばかりというイメージですが、日本の金融グループであるSBIもバイナリーオプション「のようなもの」を手掛けています。2018年にオプションFXという名前でサービスを開始しました。しかし通常のバイナリーオプションとは少々異なる仕様になっています。

例えば、一般的なバイナリーオプションではオプション購入後、決済までの期間が数時間程度と短期間なものがほとんどです。

一方SBIのオプション取引はポジション保有期間が従来の数時間から最大で40日程度と、より長期間の相場変動を収益機会に変えることも出来るという特徴があります。

しかも日本の業者が手掛けるバイナリーオプションなので、日本語サポートはもちろん、取引ツールも非常に使いやすく、初めてオプション取引をする方でも抵抗なく利用できるというのがメリットです。

また、SBIの通常FXとも併用できるので、リスクヘッジとして利用するのも便利です。

ただし、オチとしてはこれはバイナリーオプションの様な短期決済が出来ません。よって、バイナリーオプションということではないのです。

SBIという金融企業グループは、もともとはソフトバンクの金融部門でした。その金融部門を率いていた人物が、野村證券で事業法人部長を務めた経歴を持つ、ソフトバンク常務取締役の北尾吉孝氏です。当初、北尾氏はソフトバンクの常務として、事業拡大を目指す孫正義氏の片腕として資金調達に辣腕をふるっていました。

しかし、自分自身の管轄下において金融ビジネスを開始し、大沢証券という地場証券を買収し、ビジネスモデルを全面的に変更してインターネット証券とします。これが現在のSBI証券です。また、ソフトバンク・インベストメントという投資会社も設立し、株式上場を目指す企業に次々と出資をし、上場益の獲得にも成功します。

その一方、ソフトバンクからの金融部門の独立を目指す北尾氏は、ソフトバンクが持株会社化するのにともなって設立された、金融統括会社であるソフトバンクファイナンスの社長に就任し、ソフトバンクファイナンスの子会社として証券会社や投資会社などを集約させました。

水面下では何度か孫社長と北尾氏との間で独立に向けた話し合いが持たれ、ついに2005年、北尾氏はソフトバンクからの独立を果たしました。同年、会社名をSBIに変更し、証券会社の名称もSBI証券となった経緯があります。

その後は、住友信託銀行と合弁会社である住信SBIネット銀行を設立して低金利のローン商品を提供したり、ネット上の生命保険事業や損害保険事業にも進出するなど、インターネット上のあらゆる金融部門に進出し、事業拡大をおこなっています。

また、それぞれの金融子会社の特徴は、手数料や借入金利が安いことであり、これが人気の理由となっています。

住信SBIでバイナリーオプションが出来る説の真相は?

住信SBIでバイナリーオプションは厳密にはできません。やや紛らわしいのですが、バイナリーオプションに「似ている取引であるオプション取引」については住信SBI(住信SBIネット銀行)とは別会社で行われているというのが真相です。

別会社と言っても、運営は同じSBIグループのSBI FXトレードが行っています。ちなみに住信SBIもOh! FXという商品で通常のFX取引や積み立てFXなどのサービスを行っており、こういった同じSBIグループでも別会社同士がFXを行っている状況(ちなみにさらに別会社のSBI証券もFXを扱っており、こちらは同じオプション取引でも為替ではなく株価などを対象にサービス展開を行っている)ため、混同されやすいことから、こういった噂が出るのではないでしょうか。

もちろん住信SBIネット銀行とバイナリーオプションを取り扱っているSBI FXトレードとは同じグループなので親和性が高く、住信SBIネット銀行からの入出金では手数料が発生しないなど、とても利用しやすい関係になっているのは事実です。

SBIグループは、新興の金融グループとしてはあまりに巨大なので金融商品でも他の系列会社とバッティングしていたり、あるいは微妙に内容が違ったりしていることがあります。きちんと整理して理解することも重要です。

というわけで、確かにそういう情報も過去にはありましたが、棲み分けなども考えて今は住信SBIネット銀行でバイナリーオプションを取り扱う予定はないようだ、というのが見解となります。

SBIFXトレードにあるオプション取引とは?

SBIが提供するFXサービスには、通常のFX以外に、オプション取引の利用もできます。
オプション取引とは、プレミアムと呼ばれる権利を購入することで、期限を決めて取引を行う方法です。
一般的なFXでは、決済はトレーダーの裁量に任されるため、短期や長期などの自由な取引ができます。
しかしオプションFXでは、設定した期限で行う制限があります。
オプションFXの場合は証拠金ではなく、プレミアを支払う金額が必要です。
そのため一般的なFX取引に比べて、少ない資金で利用できる点はメリットです。

但し権利行使の期限が決まっているため、その時期までに相場を正確に予測することが大切です。
オプションFXは、権利行使日前でも権利放棄は可能で、そこで損益確定を行うこともできます。
その点は通常のFX取引と同じ自由度がありますが、但しオプションFXでは、権利行使日以降にポジションを持ち続けることはできません。
期限が決まった中でより的確な相場予測が必要な点が、オプション取引が上級者向けの理由です。
また通常のFXでは、取引を始める際に相場状況を見ながら売りで入るか、買いで入るかの柔軟な選択ができます。
SBIFXのオプション取引では、新規取引で売りから入ることはできず、必ず買いで行う必要があります。
買いから入るのは損失が限定される点はメリットですが、取引が一定方向のみため、この点でも難しさがあります。
加えて、SBIFXのオプション取引で利用できる通貨ペアは「米ドル・円」のみであり、より限定したトレードになります。

バイナリーオプションとの相違点

バイナリーオプションとオプション取引、名前は似ているようですし、実際に同じものだという人も多いのですが・・・実際にはどのような違いがあるのでしょうか。バイナリーオプションとオプション取引は結論から言ってしまえば、様々な部分で違いがあります。

ここではバイナリーオプションとの異なるポイントについてわかりやすく具体的に解説します。

これによりバイナリーオプションの方がオススメで、オプション取引は実際にはあまり手を出さない方が良いものである、ということがおわかりいただけるでしょう。

取引時間

バイナリーオプションとオプション取引、「取引時間」の違いについて解説します。
まず1回ごとの注文の間隔はバイナリーオプションもオプション取引も同じくらいでほとんど違いがありません。
バイナリーオプションは30秒間隔で取り引き可能で、オプション取引のうち日経225先物も30秒間隔です。
さらに日経225は、銘柄によっては15秒間隔でできるものがあるので、強いて言えばこれが違いと言えるのではないでしょうか。
一方取引所の取引時間に関しては、バイナリーオプションは24時間連続で開場していますが、オプション取引はそうではありません。
日中や深夜に開場しているものの24時間ではなく、日本の市場であれば日本時間で5:30~8:45、15:15~16:30の間は取引できないルールとなっています。
そのためオプション取引は間に取引できない時間が存在しているのです。
もちろんバイナリーオプションであってもメンテナンスで不定期に取引できない時間があるので、完全な24時間と言い切れないという点にも注意しましょう。

利益幅

バイナリーオプションとオプション取引では、利益幅は異なります。多額の利益を得られるのがオプション取引であり、少額の利益しか得られないのがバイナリーオプションです。
バイナリーオプションを扱っている国内のFX会社などは、一度に購入できる金額を上限で2万円程度に制限しています。このため、例えばレンジオプションで価格が30円のときに2万円分の買いポジションを持ち、その直後から急激に為替レートが上昇したと仮定します。すると、レンジオプションの価格は600円をつけることがありますが、利益額は約38万円です。
一方、オプション取引でもっとも利益を挙げることができるケースが、プットオプションの買いポジションを持った直後に、日経平均株価が大幅かつ急速に下落したときです。
例えば、日経平均株価が23000円のときに、権利行使価格が日経平均株価17000円のプットオプションを、100円で1000枚購入します。購入額は10万円です。
ちなみに、証券会社によっては、買いポジションについては1000枚まで購入であったり、無制限に購入可能と定めています。
そして、この直後から日経平均株価が下落しはじめ、1週間で日経平均株価が20000円まで下落したと仮定します。すると購入したプットオプションの価格は650円まで急上昇します。日経平均株価が、権利行使価格に接近してくるためオプション価格は急上昇するわけです。
このときのオプション取引による利益額は55万円となります。
ちなみに、日経平均株価の下落幅がさらに大きくなれば、利益額もさらに大きくなります。オプション取引のほうが利益幅が大きいのです。

損失額

損失額という点では、オプション取引のほうが圧倒的に多額となります。
バイナリーオプションも、オプション取引でも、買いポジションを持つことは可能です。そして、満期まで保有した場合に損失が確定する場合は、買いポジションの総額が0円となってしまう点については、同じ結果となります。
ただし、損失の額が異なってきます。バイナリーオプションの場合は、日本国内の業者では最大2万円程度の買いポジションしか持てないため、最大損失額は2万円程度となります。ところが、オプション取引においては証券会社によっては1000枚買うことも可能となっています。つまり、例えば権利行使価格が日経平均24000円のコールポジションが1枚あたり20万円をつけており、これを1000枚持った場合は、2億円分のポジションを持つことになります。しかし、満期の時点で日経平均株価が23000円となってしまえば2億円の損失となります。
また、バイナリーオプションは売りポジションを持つことはできませんが、オプション取引の場合は売りポジションを持つことが可能です。とくにプットオプションの売りポジションを持つことが人気となっています。それは、日経平均株価が満期までに13000円まで下落しなければ、売った金額がそのまま利益となる取引です。
ところが急激に日経平均株価が下落すると、プットオプションの価格が5円から500円まで増加してしまいます。5000円が50万円となってしまうのです。SBI証券ではプットを50枚まで売ることができますが、このケースでは2000万円以上の損失となってしまいます。
オプション取引は失敗すると、損失額が甚大です。

プレミアムとは

オプション取引におけるプレミアムは、やや乱暴な言い方をすれば購入前の手数料ようなものです。
オプションはプレミアムを支払って購入するので、そう言う印象に感じますが、実際には手数料ではありません。
ニュアンス的には保険のようなもので、損失を軽減させるために決済前にいくらか戻ってくるお金です。
考え方としては、オプション取引は成功すると莫大な利益をもたらします。
一方損失を出すと、その損失は少ないものではありません。
こういった損失を少しでも軽減させる目的で取引前の保険と言う意味合いで支払う必要があるのです。
そのため、損失が確定する前にこのプレミアムで支払ったいくらかが補償(わずかですが)としてこちらに支払われます。
このプレミアムの金額は変動し、一定の決め方で金額が確定するしくみです。
「本質的価値」と「時間的価値」と言った要因で決定しますが、簡単にイメージすると値動きの幅が小さい時は安く、大きいときは高くなります。
このようにオプション取引は、他の取引と異なり、取引を始める前に変動するプレミアムを支払ってから取引を開始するという独特のルールがあることを理解すると良いのではないでしょうか。
このプレミアムの価格を見て購入するというのもポイントといえるでしょう。

SBI&バイナリーオプションQ&A

ここでは特にSBIとバイナリーオプションにまつわる様々なQ&Aについてお答えしていきます。この質問は実際に私が受け取ったユーザーや読者の方からのQ&Aであり、ここではよくある質問ということでまとめてみました。

バイナリーオプションの入金にSBIのミライノカードは使える?

バイナリーオプションの入金にSBIのミライノカードは使えます。
基本的にミライノカードは住信SBIネット銀行が発行するクレジットカードです。
クレジットカードは、海外のバイナリーオプションの入金方法としてスタンダードなので当然利用することができます。
ただ、注意点があります。ミライノカードはJCBとMASTERCARDの2種類あるということです。
バイナリーオプションの業者は基本的に海外の業者が多く、MASTERCARDに対応している業者は多いものの、JCBに非対応と言う業者もいます。
また、JCBはカードの不正利用に対して比較的厳しく、バイナリーオプションで海外業者の利用をを行った場合、不正利用と間違われ一時使用停止の措置を取られる可能性も否定できません。
こういった面から結論を言うとMASTERCARDのミライノカードは利用しやすいものの、JCBのミライノカードは使えない場合があるということになります。
ミライノカードは比較的ポイント率も高いので、バイナリーオプションで使いたいと思うこともあるはずです。
しかし、JCBのミライノカードは業者側が対応しているか、カードが一時利用停止にならないかと言った点に注意して慎重に使うようにしましょう。

SBIデビットでバイナリーオプションの入金は可能?

SBIデビットに限ったことではなく、基本的に国内のバイナリーオプション業者はインターネットバンキングや銀行窓口、ATMからの入金のみを受け付けています。
つまりデビットカードは当然のこと、クレジットカードすら不可能であるということになるので注意してください。
ただし先程もご紹介した通り、国外の業者であれば、一部デビットカードの利用が可能な場合があります。
しかしあくまで一部であり、基本的にはデビットカードは使用不可であることが多くなっています。
似たような立ち位置にプリペイドカードがありますが、そちらも使うことができません。
同じカードなのだからクレジットカードもデビットカードもわからないだろうと思ってしまうかもしれませんが、業者側はカード番号などでクレジットカードとデビットカードを判断することができます。

まれにデビットカードをクレジットカードとして登録してみたらクレジットカードとして認識されて入金できるといったこともありますが、正しい方法ではないので、万が一バレてしまった暁には口座が凍結されてしまうなどトラブルが発生することもあるためくれぐれもご注意ください。
ちなみに国外のバイナリーオプション業者はクレジットカードや振り込みなど以外に、ビットコインでの入金ができる場合もあるのでもしお持ちであれば検討しましょう。

【結論】結局、オトクにバイナリーオプションが出来るのはどこ?

結局、SBIの力をもってしてもバイナリーオプションをお得に楽しむことは難しいということがわかりました。それではオトクにバイナリーオプションができるのは結局どこなのでしょう?

国内バイナリーオプション業者についてはこのようにオプション取引を提供していることで「(バイナリーオプション自体はできないけれど)実質的にバイナリーオプションのようなことができますよ」、とPRしているケースも多く、正直なところあまりアテにはならないと思った方が良いでしょう。

それならば海外です。海外バイナリーオプション業者を使いましょう。

海外バイナリーオプション業者は自由度も高く、また国内のような規制もありませんので様々な方法で「オトク」を受け取ることが可能となっています。

その中でも特におすすめなのは結論、ハイローオーストラリアです。

ハイローオーストラリアであれば口座開設もたった3分で完了しますし、何よりペイアウト率も高くて更にクレジットカードによる入金が可能であることから、使うクレジットカードによってはポイント還元も受けられるためかなりお勧めのバイナリーオプション業者と言えます。

バイナリーオプションをやるならハイローオーストラリアの口座はまず、開いておいて損はないでしょう。

ハイローオーストラリアの口座開設はこちらから可能となっています。

ハイローオーストラリア公式HPはこちら

なお、もしかしたらまだキャンペーンをやっている可能性があります。

まだ限定キャンペーンをやっているようであれば、口座開設完了後、5000円のキャッシュバックを受け取ることが可能です。

5000円はそのままトレードに使えますから、仮に1万円を入金したら15000円のトレードが可能になるというわけです。

これができるのは今のところハイローオーストラリアのみと言えるでしょう。

クレジットカードを利用することができればあなたは1円も財布から出すことなくバイナリーオプションを楽しむことができて、さらに、1万円にプラスして5000円分のキャッシュバックもつきますから、かなりお得にバイナリーオプションをスタートできます。

ちなみに、バイナリーオプションの口座としてはハイローオーストラリア一択レベルでお勧めしたいと思っているのですが、海外の業者ということもあり、なかなか口座開設に勇気が出ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そして実際そういう方も多いので、ここでは筆者が実際に体験したことを追体験して頂けるように、バイナリーオプションの海外業者の中でも信頼度が特に高いハイローオーストラリアの口座開設方法について画像付きで詳しくまとめている記事をご用意しました。

心配な方はこちらの記事を先に読んで、それからハイローオーストラリアの口座開設に進むようにするとスムーズですし、特に心配もありません。

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何事も心配の種は全て取り除いてから進むべきです。

そのための記事をここにご用意しているので、心配な方はまずこちらをご覧ください。

まとめ

SBIでバイナリーオプションができる説、実際のところはバイナリーオプションではなくオプション取引ができるということでした。実際にSBIとうまく組み合わせることができれば、バイナリーオプションはより自由度が高くなるのですが・・・何かと国内では規制や大人の事情でバイナリーオプションが難しい事もあるので、基本的には海外の業者を使っておくのが良さそうです。

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