バイナリーオプションをはじめ、様々な投資案件はプラス思考が重要だとする教科書やセミナーが多くみられます。ですが、実際にバイナリーオプションで稼いでいる側から言わせれば、これは半分は正しく、半分は明確に間違いです。
バイナリーオプションはただのプラス思考では勝てません。
ここでは、本当に勝てるバイナリーオプション向けにチューニングされたプラス思考法を解説します。
バイナリーオプションでついついマイナス思考に陥ってしまう方、プラス思考でばかりいてもなかなか勝てない方、ぜひご覧ください。
バイナリーオプションに必要な心構えとは?

バイナリーオプションに必要な心構えですが、もちろん根拠のないマイナス思考は要りません。
マイナス思考については別の記事でも紹介しているのでここでは詳細を割愛しますが、バイナリーオプションに必要なのは正しいプラス思考です。
むやみやたらにプラス思考でいるばかりでは、バイナリーオプションは勝てません。プラス思考でいるだけで勝てるのなら、世の中もっと景気が良いはずではありませんか?
もう少し正解に近いことをお話すると、実は世間一般で言われているプラス思考は、一つ大きな欠陥を持っていることが多いんです。
自分で考えることを放棄してしまっているタイプのプラス思考が多い、ということです。
プラス思考はプラス思考でも、バイナリーオプションに本当に必要な心構えや思考法としては、あくまでもマイナス思考に陥ることなく取引は全て自分のさじ加減で行なっているのだという認識をもとに行うプラス思考です。
一般的なプラス思考じゃバイナリーオプションは勝てない!

プラス思考と物事を楽観視することとは違います。
しかし自己啓発セミナーや投資の教科書など、様々なところではプラス思考=楽観的に自分ごとではなく他人ごととして考えるべしみたいな風潮があります。
実際その方が本人の気は楽になるのでそういったプラス思考が世の中に蔓延してしまっているという次第です。
しかし投資家の目から言わせればこれはプラス思考ではなく単なる楽観主義です。
・何か悪いことが起こっても良いようになるさ
・もう少し耐えていれば必ずいいことがあるさ
こんな考え方をプラス思考という方が多いのですが、これは単なる楽観主義。
基本的に、自分以外の何らかの要素が事態を好転させてくれると考えてしまっています。
実際にそのように教えているセミナーもあります。
もっと言ってしまえば、これがバイナリーオプションに関することでなく人生の一般的なことであれば、こういう思考で生きていくのも悪くはないでしょう。
しかしそんなことではバイナリーオプションでは通用しません。
本当にバイナリーオプションで勝つためにはプラス思考でいることは重要なのですが、もう少し具体的で、主体性のある考え方が求められます。
【豆知識】一般的なプラス思考の落とし穴とは
社会心理学の専門用語に正常性バイアスという言葉があります。
めちゃくちゃ分かりやすくいえば、例えば、自宅の近くで災害が発生して避難指示が出ているにも関わらず、自分の所には多分災害が襲ってこないだろうと避難を拒んだり、自宅にいる方が何かと安全だからと、アクションを起こすことを否定する理由を作るのが正常性バイアスです。
このように、自分にとって不都合な情報や都合の悪い情報をシャットアウトしてしまうのが正常性バイアスの特徴です。
よくある幸せのハッピーセミナーみたいな感じのセミナーに行くとプラス思考と言いつつ、この正常性バイアスを増長するような、自分にとって都合の悪い情報はシャットアウトして幸せに生きようぜ、みたいな内容が話されたりします。
これは(よくあるタイプの)プラス思考の落とし穴と言ってよいでしょう。
バイナリーオプションは情報戦です。
バイナリーオプションにおいて、不必要な情報はありません。
自分にとって都合の悪い情報が流れてきても、さらに自分がエントリーしたポイントとは真逆に動いてしまったとしても、それは重要な指標であり情報です。
ネガティブな情報も、バイナリーに勝つためには必要です。つまり、ネガティブな情報も分析していくくらいの心構えが最低限必要というわけです。
しかし楽観的なプラス思考であり続けることは、これらの重要な情報を見落としてしまったり、無意識にシャットアウトしてしまうことにつながります。
結果、大事なところで情報の取捨選択がうまく働かずにバイナリーオプションで負けてしまうというわけです。
バイナリーオプションで本当に勝てるプラス思考は「上昇志向」がミソ

本当に勝てる人が身につけているプラス思考。
それは上昇志向を織り込んだプラス思考です。
つまり悪い情報は悪い情報として真摯に受け止め、そこから何かを学び取ろうとする姿勢を保つことがバイナリーオプションで本当に求められるプラス思考というわけです。
例えばエントリーとは全く逆方向に相場が動いてしまったり自分の予想しない方向性で相場が動いてしまった場合、多くの人はそこで負けてしまった・・・お金がまた出て行ってしまった・・・とマイナスに感情が動いてしまいます。
ここでグッとこらえて、負けてしまった理由を考え直してみたり、何が原因でこんな動きをしてしまったのか考えたり、もっと究極的に言えば今回この負けで新たなパターンを探ることができたぞ!くらいまでメンタルを持っていければ、バイナリーオプションで本当に勝てるプラス思考を少しゲットしたと言って良いでしょう。
勝ちも負けも全てを「糧」にするのが真のバイナリーオプション勝者
バイナリーオプションは勝ちも負けもコミコミでトータルの収支を見るのが一般的な考え方です。
超極論で言ってしまえば、勝ちも負けも全てバイナリーオプションを今後続けていく上での重要な情報ですし、「糧」になると言っても過言ではないわけです。
勝ったら勝ちっぱなし、で負けたら負けっぱなし、楽観主義の人はこんな感じでエントリーを日々してしまっているのではないでしょうか?
私が今まで見聞きしてきた中では、このパターンにハマってしまっている人がかなり多い印象です。
そして多くの人々はこのクセを脱却することができず、むやみやたらで根拠のないプラス思考に苛まれて最終的に退場してしまうケースも多数あります。
事ここに至れば、気が付いたら資金が溶けてしまっている、もっと言えば資金が溶けてしまったから外部から資金を補填するために生活防衛資金に手をつけたり、サラ金からお金を借りてきたり、どんどん悪循環に陥ってしまうということもあるでしょう。
(※ちなみにギャンブル関係や投機性の高い投資商品については裁判所が自己破産の免責を出してくれないケースが近年極めて多くなっており、気が付いた時には自己破産すらできなくなっていたという地獄絵図に陥ることもあります)
ここまで来ればプラス思考も何もあったものではありません。
逆にここでプラス思考を正しく持ち続けられる人はかなりレアケースといってよいでしょう。
と、いうことは、
インターネット上にあるバイナリーオプションの悪口やネガティブなコメントの中には、こう入った負けの悪循環に入ってきてしまった人たちの怒りや、そして腹いせのようなコメントが含まれていることもあるというわけです。
バイナリー=勝てない
ではなく、
(間違ったプラス思考で取り組む)バイナリー=勝てない
が正しいのです。
勝った時こそ復習できるのが勝者の習慣
正しくプラス思考であり続けることで、バイナリーオプションの勝率を上げることはできるでしょう。
ここではもう一歩踏み込んでみます。
収支をプラスにし続けているバイナリー勝者はどんな思考をしているのでしょう?
様々なマインドセットや考え方があります。その人のスタイルによるものもあるでしょう。
しかし多くの常勝プレーヤーは、勝った時に「勝ったからよかった」ではなく
「何故勝てたのか?この勝ちを次に再現するにはどうすればいいか?」
というところまで踏み込んで勝ちの要因を因数分解しています。
マイナスから物事をプラスに転換させるのがプラス思考の本来の意味ですが、常に収支をプラスにしているバイナリーオプションのプレイヤーは、プラスの状態からさらにプラスの状態に持ち上げていくためのプラス思考を持っているというわけです。
これができるのとできないのでは、大きな違いがあるでしょう。
マイナスからプラスに転換することができれば、少なくとも今までのマイナスはゼロになるでしょう。言ってしまえば、ゼロから少しでも起き上がれば、それで丸儲けみたいな水準ですね。
しかし、プラスのところにさらにプラスの思考とプラスの要素を持ち込んで総合的に大きなプラスに持ち上げることが出来れば、少しの労力で大きな成果にリーチできるというわけです。
闇雲にプラス思考と言いつつ己の人生やバイナリーオプションの勝敗を他の要因に任せてしまうのではなく、きちんと自分でコントロールをして、常にプラスを出し続けられるような心構えが常に勝ち続けられるバイナリーオプションには重要でしょう。
まとめ

バイナリーオプションは、一般的に言われるようなプラス思考では勝てません。
本当にバイナリーオプションで勝ちたいなら、楽観主義的な手放しのプラス思考ではなくきちんと根拠のある建設的なプラス思考であり続けるようにしたいところですね。
その他、マイナス思考にならないようにする方法やマイナス思考に陥ってしまった時の脱却法なども合わせて覚えておきたいところです。
この辺りについては別の記事でも詳しくご紹介していますので、是非よろしければ合わせてご覧頂ければと思います。
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