国が国民の資産形成を進めていることもあり、現在では投資を始めたいと思っている人も増えてきたように思います。
しかし、普通に生きていれば投資について学ぶ機会はあまり多くないので、どうしても「どうすれば良いか分からない」という人も少なくないのではないでしょうか?
投資には様々な種類がありますが、自分がやる投資について学ぶだけでなく、まず「投資とは?」という根本的な知識を身につけていくことが大切です。
そこで今回は投資の基礎知識から詳しい知識までを投資初心者でも理解できるように解説していきます。
この記事を読めば、証券会社の研修なみの知識を得ることができるはずです。
少し難しいかもしれませんが、投資をやるうえでは今後必ず役に立つ知識ですので、以下より学んでみてください。
貯蓄と投資の違いとは?

まずは「そもそも投資とは何か?」と言うところから勉強していきましょう。
投資について学ぶにはまず「貯蓄」との違いを知っていくのが手っ取り早いです。
まず投資とは、
投資とは、利益を得る目的で、対象の将来を見込んで自分自身の資金を投じること
を言います。
次に貯蓄とは、
自分自身の資金を蓄えること。
を言います。
つまり、投資が「未来に期待して」お金を動かしているのに対して、貯蓄はただ貯めているだけです。
同じようにお金を投じているようですが、投資は未来に期待してお金を動かすことで利益を狙うことができるという点で大きく違います。
銀行預金
貯蓄に代表される銀行預金でも金利でお金が増えていくのでは?と思われる方もいるかもしれません。
そんな方は現在の日本の銀行貯金の金利を知っていますか?
現在の日本の金融機関の金利は非常に低い水準で推移しており、一般的に普通預金であれば0.01%未満なんです。
100万円預けても年間で100円増えるだけになります。
こんな状況だからこそ、現在投資に注目が集まっています。
なぜなら投資であれば、同じ額を預ければ「10万円になった」なんてこともあり得るからです。
同じように資金を投じても、未来に期待してお金を動かすことでこれだけの差が出ることになります。
これを10年、20年と積み重ねていったとしてらどうでしょう。
大きな差が広がりますよね。
この事実こそが投資をした方が良い理由です。
同じように資金を投じるのであれば、投資をしない理由がありませんよね。
日本は投資で遅れている
実は日本は世界の国々に対して「投資」という分野において大きく遅れを取っています。
それがわかるのが「金融資産の保有状況」です。
金融資産とは、銀行預金であったり株券、債券などの投資商品のことを言うのですが、日本では国民が保有する金融資産のほとんどが「銀行預金」なのに対して、世界では「変動金利商品(株式や不動産など)」です。
つまり、日本人がほとんど銀行預金しかしていない中、世界では投資をするのが当たり前の状況だと言うわけなんです。
私たち日本人が投資をする習慣が無いだけで、投資は世界では当たり前に行われています。
日本人が投資をする習慣が無い理由
先ほどお話ししたように日本人は投資をする習慣が世界に比べるとあまりありません。
その理由は、直近の日本と世界の経済状況の違いです。
・日本・・・デフレ
・世界・・・インフレ
現在の日本では物価が下がっていくデフレが進んでいるのですが、デフレだと給料も上がらないですし、経済は活発化されないため企業の業績なども上がらない場合が多いです。(格安チェーン店など企業によってはデフレの方が業績が良くなる場合もある。)
その場合、どうしても「投資よりも預金しておいた方が安心だ」という考え方になってしまうんです。
結果、日本では投資が根付かなかったというわけです。
しかし、今後日本は「インフレ」へ向かっていこうとしています。
つまり、今のうちから投資をやっておくというのは非常に重要だということです。
投資の大原則

投資について理解できたら、次は投資の大原則を勉強していきましょう。
投資をやるうえでは必ず知っておいて頂きたいことです。
ここで解説されてしている投資の大原則は、「投資の大原則」という本を元にしています。
投資家を目指すなら必読だと言われている
「ウォール街のランダム・ウォーカー」
「敗者のゲーム」
という2冊の本があるのですが、この2冊を1冊にまとめなおしたものが「投資の大原則」です。
ここでは、簡単にポイントを解説していきますので、興味があればぜひ読んでみることをおすすめします。
・若いうちから貯蓄を始め、続けること
・会社や国の制度を有効に活用すること
・インデックス・ファンドで分散投資
・年に一度資産配分を見直す
・自分の決めた投資方法を守り、市場の動きは気にしない
若いうちから貯蓄を始め、続けること
物語の都合上、投資の大原則では「貯蓄」と表現されていますが、これは「投資」に置き換えてみてください。
若いうちから投資を始め、続けることが大事なんです。
投資には、
・複利
・時間
という重要なポイントがあります。
まず「複利」とは簡単に言えば、投資で得た利益を再び再投資することです。
例えば、毎年投資資金の10%の利益が出る投資をやっていたとして100万円を運用するとします。
この場合、資金は1年後に110万になっています。
この時の利益である10万を再度元手の資金に加えて投資していくのが複利運用です。
投資では元手資金が多額であればあるほど、雪だるま式に利益が大きくなります。
複利運用をしていけば、自然と元手資金を多くしていくことができるので、有利に投資を進めていくことができるんです。
また、複利運用の場合、利益を元手資金に足していくため、時間をかければかけるほど元手資金が多くなり有利になります。
そこで2つ目のポイントである「時間」なんです。
「複利」と「時間」を組み合わせれば、投資資金と利益はとんでもないスピードで増えていきます。
先ほどの例で複利運用をしながら100万円を20年間運用したらどうなるでしょう。

元手資金100万円が20年後には6,727,500円になっています。
また、利益を元手資金として再投資しないことを「単利運用」というのですが、20年間複利運用をしたものと単利運用をしたものを比較してみると以下になります。

大きな差が開いていますね。
このように投資は複利と時間を掛け合わせることで大きな利益を生み出すことができます。
若いうちから投資を始めて、続けていくことで将来莫大なお金を手にすることができるんです。
会社や国の制度を有効に活用すること
実は投資で得た利益は働いたお金に比べて税金が優遇されています。
つまり、自分が働いてお金を稼ぐより、投資で稼いだ方が税金が少なく済むんです。
税金が少ない方が利益も多く残るので、結果として自分自身が使えるお金が多くなりますよね。
働いて得たお金に課せられる税金は多ければ50%ほどになりますが、投資であれば0%〜20%しかかからないんです。
これだけ違えば大きな差になります。
自分自身が働くより、お金に働いてもらった方が圧倒的に稼げるということがお分かり頂けると思います。
インデックス・ファンドで分散投資
ここで言われているもっとも重要なポイントは、
「ひとつの投資商品に投資するのではなく、様々な投資商品に分散投資をする」
ということです。
そもそもインデックスファンドとは、経済指標の中でも、日経平均株価のような主要な経済指標に連動するように運用している投資商品のことです。
また、インデックス・ファンドとは、投資の専門機関が資金を投資家から集めて代理で運用してくれる投資信託という投資商品の一種です。
例えば、日経平均株価連動型のインデックスファンドであれば、「日経225」と呼ばれる日経平均株価を構成している主要225銘柄(企業の株式のこと)全てに投資します。
日経平均株価を構成する銘柄全てに投資するということは、自分の所有する銘柄の値動きは、日本の上場企業の株価の平均を示す日経平均株価と全く同じになるという仕組みなのです。
もし、個別に株式を買っていた場合、その株式を発行していた企業が経営状況の悪化やスキャンダルを起こし、株価が大暴落した場合どうなるでしょうか。
間違いなく取り返しのつかないほどの大損をしてしまうでしょう。
しかし、インデックス投資は経済指標に投資するという仕組み上、分散して投資しているため、その中のひとつが大暴落しても損失は最低限で済むのです。
例えば、日経平均株価であれば、225銘柄に投資しているのと同じになるので、225銘柄が同時に大暴落するとことはまずあり得ません。
少し難しい話になりましたが、投資をするのであれば、ひとつのものに投資し続けるよりも分散して投資した方がリスクが少ない程度に理解してもらえれば大丈夫です。
投資をするのであれば、分散して投資をするように心がけましょう。
もっと詳しくインデックスファンドや分散投資について学びたい人はこちらの記事にまとめていますので、興味があれば読んでみてください。

年に一度資産配分を見直す
投資はギャンブルではありません。
投資をするのであれば、資金計画をきっちり考えて運用していく必要があります。
また、想定した利益が出ていない時には、なぜ想定した利益が出ていないのかを考える必要があるんです。
そのために役に立つのが「ポートフォリオ」です。
ポートフォリオとは、購入する投資商品の組み合わせのことを言います。
最大の特徴は大まかに何を購入するかということではなく、購入する商品の具体的な組み合わせだということです。
株であれば、どの銘柄を何株もつかという詳細な部分まで検討していくことになります。
なので、ポートフォリオを作るためには、
「大まかな資産運用の組み合わせ」を決める
↓
「詳細な資産運用の組み合わせ」を決める
というように順を追って検討していく必要があるんです。
また、ポートフォリオでは、詳細な資産運用の組み合わせを決めるために「目標利回り」を決める必要があります。
利回りとは、投資した金額に対する収益割合を1年間の平均で表した割合のことで、簡単に言えば1年間でどのくらいお金が増えるかを示す指標です。
つまり、利回りが高いほどお金が増えやすくハイリスクになり、利回りが低いほどお金が増えにくくローリスクになります。
目標利回りを決定することで、漠然と投資するわけではなく、目標金額を稼ぐためにどのように投資をしていくか考え、戦略的に投資を行うことができます。
そして、もし目標利回りに達していなかった時には、なぜ達していないか資金計画を見直すことも簡単です。
結果として、年に一度資産配分を見直して想定した利回りになるように資金計画を考えることもできます。
もっと詳しくポートフォリオについて学びたい人はこちらの記事にまとめていますので、興味があれば読んでみてください。

自分の決めた投資方法を守り、市場の動きは気にしない
ここで言われているのは投資におけるメンタルの問題です。
投資で損をしてしまう最大の要因は「メンタル」だと言われています。
例えば、投資の世界では「10%利益が出たら決済する」と決めていたのに、10%利益が出た時点で「もっといけるかも」という気持ちになり、決済をしなかった結果、その後市場の変動で利益がなくなってしまったなんてことも少なくありません。
このような事態を防ぐためにも
・投資をするうえで自分なりのルールを決める
・ルールは必ず守る
ということが大事なんです。
お金が絡む状態で安定したメンタルでいるのは非常に難しいことですが、投資においては非常に重要なことです。
投資の種類

投資には必ずリスクが伴います。
リスクが高ければ、その分リターンも大きくなりますし、リスクが低ければその分リターンは小さくなります。
自分が何を目的に投資をしていくのかを考えたうえで投資先を選んでいくのがおすすめです。
ここでは、リスク・リターン別に投資商品を分類しておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ローリスク・ローリターン
ローリスク・ローリターンの投資は
・債券投資
・iDeCo
・ロボアドバイザー投資
というところです。
それぞれの投資について興味がある方は、以下の記事にそれぞれまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。



ミドルリスク・ミドルリターン
ミドルリスク・ミドルリターンの投資は
・投資信託
・不動産投資
・太陽光発電設備投資
それぞれの投資について興味がある方は、以下の記事にそれぞれまとめてありますので、ぜひ読んでみてください。



ハイリスク・ハイリターン
ミドルリスク・ミドルリターンの投資は
・株式投資
・FX


相場における値動き
投資をしていると稀に大暴落、大暴騰などの急激な値動きが起きることがあり、巻き込まれれば投資家として資金的にも精神的にも大きなダメージを負ってしまいます。
このような状況に備えるためにもそのために有効なのが、「過去どのようなことがあったときに相場で大きな値動きをしたか」を学ぶことです。
つまり相場の歴史を知ることですね。
例えば、日本の株式市場であれば過去3度大暴落を起こしています。
それは
・バブル崩壊(1991~1993年)
・ITバブル崩壊(2000年12月〜2000年1月)
・リーマンショック(2008年〜2009年)
このように過去どのような出来事があったときに相場は大きく値動きを起こしたのかを理解しておくと、もし自分が投資をしている中で大暴落、大暴騰が起きそうな状況を察知することができるかもしれません。
投資をするのであれば、不測の事態にも備えておく方が賢明でしょう。
初心者が最初にやるべき投資
ここまでで十分投資の知識が身についたと思います。
では、実際投資初心者が始めるにはどのような投資が良いのでしょうか?
まず第一に「ローリスク」というのは意識してほしいポイントです。
投資初心者であれば、まずローリスクな投資から投資に慣れることをお勧めします。
次に「少額」から始めていくことをおすすめします。
最初から多額の資金から始めるより、少額から投資に慣れていきましょう。
最後に「簡単」であるということです。
ここまで投資の勉強をして頂きましたが、どうしても投資には難しい話が多いです。
そこで少しづつ勉強していくという意味でも簡単な投資から始めることをおすすめしています。
・ローリスク
・少額からできる
・簡単
このポイントを踏まえたうえでご紹介したいのが、「バイナリーオプション」です。
バイナリーオプション
ローリスクで少額から取り組めるうえに、投資初心者投資でも簡単に取り組めて、しっかり稼げる投資とは「バイナリーオプション」です。
バイナリーオプションとは、決められた時間に決められた金額より通貨の値段が上がるか下がるかを予測することで利益を狙う投資です。
例えば、現在1ドル100円のときに1時間後のドルの価格は、1ドル101円より上がるか下がるかを予想し、予想が当たれば利益が出るという仕組みになります。
そして、バイナリーオプションでは、予想が当たれば投資金額の1.8倍~2倍のお金が返金されます。
この返金されるお金のことを「ペイアウト」と言います。
例えば、1000円投資して、予想が当たれば2000円のペイアウトを得ることができるので、1000円の利益となります。(投資したお金は返ってこないため、2000円ではなく1000円の利益です)
このように予測が当たった時には投資金額の1.8倍から2倍になってお金が返金されるので多くの利益を稼ぐことも可能です。
ローリスクで安全性が高い
バイナリーオプションは、予測が外れた時には投資したお金を失うだけという仕組みです。
つまり、元手資金以上の損失を負う可能性がないんです。
先ほどローリスクな投資で紹介した投資でさえも運用を失敗すれば元手資金以上の損失を負う可能性があります。
その点バイナリーオプションは元手資金以上の損失を負う可能性がない分いかにローリスクかお分り頂けるのではないでしょうか。
投資資金が少なくて済む
バイナリーオプションは国内業者の場合であれば最低50円、海外業者の場合であれば最低1000円から始めることができます。
分散投資ではありませんが、非常に少ない額から始めることができるのです。
簡単にできる
何よりも目標金額より、ハイかローを当てるだけなので簡単で手間がかかりませんし、収益計算も非常に簡単です。
投資初心者でも覚えることが少なく、簡単に取り組めるのではないでしょうか。
また、ここまで解説したようにバイナリーオプションは、投資初心者でも取り組みやすい要素が揃っていることもあり、近年急速に人気を伸ばしている投資なので、関連するツールも充実してきています。
その中でもより手軽にバイナリーオプションができると人気なのが「サインツール」と呼ばれるツールです。
サインツールは、バイナリーオプションのチャート上で投資すべきタイミングを教えてくれるツールであり、サインツールを利用すればエントリーする場所が分かるので、より手軽に高い勝率を目指すことも可能になります。
このような便利なツールを使うことができるのもバイナリーオプションの強みだと言えるでしょう。
ただでさえ仕組みが簡単なバイナリーオプションですが、サインツールを組み合わせれば投資初心者でも簡単かつ多額の利益を狙っていくことが可能になるのです。
【まとめ】知識をつければ投資は勝てる!
今回は投資を始めるうえで、必要な投資の知識を解説しました。
日本人にとって投資は身近なものではないので、確かに難しく感じるかもしれません。
しかし、お金を増やしていくためには投資以上に有効な手段は存在しないんです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、絶対に将来の自分にとって役に立ちますのでしっかり勉強してみてください。
また、投資において一番の勉強は実際にやってみることです。
最初は先ほど紹介した「バイナリーオプション」などの初心者向けの投資で練習を重ねていけば、立派な投資家になれるはずです。
私のLINE@では、サインツールのことやバイナリーだからこそ実現できる安定的に勝つ方法をお伝えします。
LINE@登録特典としていただいた方には、『バイナリーオプションスタートダッシュマニュアル』をプレゼントしているので、これからバイナリーオプションを始める方や勝てていない方は必ず読んでくださいね!
