近年急速に人気を集めているのが、ロボットアドバイザーによる自動投資運用サービスです。
AIがほとんど自動で資産運用をおこなってくれるため、投資に詳しくない方や仕事で忙しい方でも取り組むことができると人気を集めています。
そして、このロボットアドバイザーを利用した投資の中でも、もっとも人気なのが「ウェルスナビ(WealthNavi)」というサービスです。
そこで今回は、もっとも人気があるウェルスナビについて徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、ウェルスナビのメリットやデメリット、本当にやるべき投資なのかが分かるはずです。
以下より学んでみてください。
そもそもロボアドバイザーとは?
ウェルスナビの解説に入る前にそもそもロボアドバイザーとは何か?という点について解説しておきたいと思います。
ロボアドバイザーとは、人工知能(AI)を利用して「投資商品選びから売買までを自動」で行うことができるサービスです。

例えば、利用者がアンケートに答えることで、その回答傾向から投資スタンスと運用方針を割り出し、リスクも考慮した合理的な投資を提案、実行するなんてことも出来てしまいます。
また、アドバイスだけをロボットアドバイザーからもらって、後は自分で運用するということもできるのです。
ロボアドバイザーについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
ロボットで投資?ロボアドバイザーは投資初心者におすすめの資産運用
ウェルスナビ(WealthNavi)とは?
ロボアドバイザーについて理解できたら、次はウェルスナビについて解説していきます。

URL:WealthNavi
ウェルスナビは「投資一任型」のロボアドバイザーです。
投資一任型とは、提案はもちろん、実際の運用までロボットが行ってくれるサービスです。
投資一任型では、投資の発注や運用、また運用中の資産配分を見直すことで最適な投資状況を維持するサービスなども行ってくれるので、ほとんど自分でやることがありません。
※投資一任型とは異なり、提案のみを行うサービスのタイプをアドバイザー型と言います。
ウェルスナビ株式会社は、2019年9月末時点でロボアドバイザーサービスへの申込件数、預かり資産が国内No.1となっている証券会社で、国内ではもっともロボアドバイザーの実績がある証券会社になります。
ウェルスナビの会社概要を以下にまとめておきますので、ぜひご覧ください。
運営企業 | ウェルスナビ株式会社 |
代表者 | 柴山和久 |
住所 | 東京都渋谷区渋谷2-22-3 渋谷東口ビル9F |
設立年月 | 2015年4月 |
資本金(資本剰余金含む) | 52億6,045万円(資本剰余金含む)※2020年3月27日現在 |
自己資本規制比率 | 366.7%(2019年6月末) ※自己資本規制比率は企業経営の健全性を表す重要な財務指標で、金融商品取引業者は、この自己資本規制比率が120%を上回るよう努めることが義務付けられています。 |
登録番号 | 関東財務局長(金商)第2884号 |
事業内容 | 金融商品取引業 |
口座申込み件数 | 31万口座を突破(2020年6月4日時点) |
預かり資産額 | 2500億円を達成(2020年6月4日時点) |
ポートフォリオ診断 | 0円(無料) |
運用手数料 | 預かり資産の1%(現金部分を除く、年率・税別) 3,000万円を超える部分は年率0.5%(現金部分を除く、年率・税別)【長期割(手数料が最大0.90%(年率)まで割引に)】 50万円~200万円未満:6か月毎に0.01%割引 200万円以上 :6か月毎に0.02%割引 |
最低投資金額 | 10万円 |
自動積立金額 | 1万円から |
特定口座(源泉徴収あり) | 選択可能(特定口座の場合は、確定申告が不要) |
リスク許容度別リターン(円建て) | 【リスク許容度1】参考リターン +9.5% 【リスク許容度2】参考リターン +11.6% 【リスク許容度3】参考リターン +11.5% 【リスク許容度4】参考リターン +11.9% 【リスク許容度5】参考リターン +10.9% ※ウェルスナビがサービスを開始した2016年1月に100万円、その翌月から2020年4月まで毎月3万円ずつ積み立てながら投資した場合のもの。 |
キャンペーン | 2020年6月2日~2020年6月30日の期間中に夏のボーナスキャンペーンページ経由で、入金額に応じて「最大10万円+1500円」がプレゼント |
ウェルスナビのメリット
それでは実際にウェルスナビのメリットを解説していきます。
ウェルスナビのメリットとして挙げられるのは以下の6つです。
- 将来に向けた長期的な資産形成に向いている
- 自分に合ったプランで投資ができる
- 運用実績が高い
- 自然と分散投資ができる
- 運用の手間がかからない
- スマホでも利用できる
ひとつずつ解説していきます。
将来に向けた長期的な資産形成に向いている
ウェルスナビの運用の基本は、「長期的な資産形成」です。
短期間で利益を伸ばすのではなく、長期間にわたり、利益を積み上げることで徐々に資産を増やすことができます。
つまり、ウェルスナビを利用すれば、将来の子供の教育資金や老後の生活資金など、将来に必要になるまとまったお金を形成していくことができるんです。
また、長期的な資産形成を得意としているため、一時的に経済・景気動向により収益がマイナスになったとしても、どこかでプラスに転じることも期待できます。
短期間で多額の利益を得たいという方には向きませんが、将来のために資産を増やしていきたいと考える人には最適なサービスだと言えるでしょう。
自分に合ったプランで投資ができる
先ほどもお話ししたように、ウェルスナビは投資一任型のロボアドバイザーサービスです。
そのため、事前診断で6つの質問に答えるだけで、AIが自分に適したプランを組み立ててくれるので、自分に合ったプランで資産運用をすることができます。
では、実際に事前診断でどのような質問をされるのか見ていきましょう。
まずは、年齢です。

次に年収を聞かれます。

その次に、現状の金融資産です。

それと、毎月の積立額です。

そして、資産運用の目的について答えます。

最後にリスク許容度について質問されます。

ここまで6つの質問に答えると、質問の回答からAIが自動で投資プランを組み立て、そのプランを以下のような形で表示されます。



このように自分の質問の回答から、投資方針やリスク許容度を算出してくれ、プランを組むことができます。
自分でこれだけのプランを組もうと思うと非常に大変なので、自動でプランを組んでくれるのは非常に大きなメリットだと言えるでしょう。
運用実績が高い
ウェルスナビでは、過去の運用実績を全て公式ページで公開しています。


上記の画像は一部ですが、他に公開されている過去の運用実績を全て見てみると、大体積立投資のリターンは利回り9.5%〜12%(円建て)15.7%〜18.2%(ドル建て)になっています。
非常に高い利回りを実現していることがわかります。
このような過去実績から、今後も高い利回りが期待できるのも、ウェルスナビの大きなメリットでしょう。
自然と分散投資ができる
先ほどの診断結果をもう一度見てください。

ウェルスナビでは、ひとつの投資商品に投資するわけではなく、様々な投資商品に分散投資をおこなっています。
もし、個別に投資商品を買っていた場合、その投資商品が大暴落した場合どうなるでしょうか。
間違いなく取り返しのつかないほどの大損をしてしまうでしょう。
しかし、ウェルスナビは様々な投資商品に分散投資しているため、損失は最低限で済むのです。
これらの投資商品が全て暴落することなどあり得ません。
ウェルスナビは、その仕組み上、自然と分散投資ができているので、非常にローリスクな投資であることが大きなメリットになります。
運用の手間がかからない
先ほどお話ししたようにウェルスナビは、投資一任型のロボアドバイザーです。
最初に口座開設手続と入金をおこなうだけで、ロボアドバイザーが自動で運用してくれるため、運用の手間がほとんどかかりません。
投資に詳しくない初心者や仕事が忙しく資産運用を自分で行う時間がない方にとっては大きなメリットとなるでしょう。
本来これだけの投資をしようと思うと、かなり投資の勉強をする必要があるので、その部分を全てAIが代行してくれるのはありがたいですね。
スマホでも利用できる
ウェルスナビはスマホでも利用することができます。
もし、パソコンを持っていなかったとしても、スマホだけで十分資産運用をすることができるんです。
- 口座開設手続き
- 資金の入金
- 資産運用状況の確認
- 積立額の変更
スマホで利用できるのであれば、通勤中に資産運用状況を確認したりとすき間時間を利用することができますよね。
スマホだけで利用できるのは大きなメリットだと言えるでしょう。
ウェルスナビのデメリット
ここまでウェルスナビのメリットを解説していきましたが、もちろん便利なウェルスナビにもデメリットが存在します。
そこで、ここからはウェルスナビのデメリットを解説していきます。
ウェルスナビのデメリットは以下の4つです。
- 元本割れのリスクがある
- 最低投資金額が10万円から
- 手数料がかかる
- 短期的には稼げない
それでは、ひとつずつ解説していきます。
元本割れのリスクがある
投資には必ずリスクがつきものです。
ウェルスナビでは分散投資などで、リスクに対して可能な限り注意を払っていますが、それでも投資のリスクを完全に避けることはできません。
経済状況や景気により、ウェルスナビが投資対象にしている投資商品が大暴落した時には、ユーザーが預けている資金以上の損失が発生し、元本割れがおこる可能性があります。
資産を増やすために投資をしているのに、減ってしまっては意味がありませんが、こればかりは投資をやる以上、仕方ありませんね。
最低投資金額が10万円から
ウェルスナビでは、毎月の積立額は1万円からできるものの、最初の最低投資金額は10万円からに設定されています。
投資初心者の方からすると、10万円からというのは少しハードルが高く感じるかもしれませんね。
他のロボアドバイザーサービスの中には、1万円から始められるものもありますので、そちらの利用を検討しても良いでしょう。
1万円から投資が始められて、ウェルスアドバイザーと同じ投資一任型のサービスだと以下の「THEO」がおすすめです。

URL:THEO
テオは投資先を国内だけではなく、世界中の国や地域を対象としているのが特徴です。
手数料がかかる
ウェルスナビの利用手数料は、年率で預けている資産の1%(現金部分を除く、年率・税別)に設定されています。(預けている資産が「3,000万円を超える部分」については、年率で0.5%)
1%という手数料が高いと感じるかは人それぞれだと思いますが、全自動で投資をおこなってくれるサービスの手数料が1%だと思うと、個人的には決して高くはないと思います。
もし、どうしても1%の手数料が高いと感じる方は投資信託を利用することをおすすめします。
同じく、代理で資産を運用してくれるサービスである投資信託の場合、手数料は年率で預けている資産の0.05~3%程度となっており、業者によっては、ウェルスナビの手数料より安くすることができます。
つまり、自分自身で投資商品を選定できるのであれば、ウェルスナビより運用コストを下げることができるんです。
手数料を取るか、手間がかからないということを取るか、自分の方針に合わせて検討する必要があります。
短期的には稼げない
先ほどもお話ししましたが、ウェルスナビはあくまで「長期的な資産運用」を基本としたサービスです。
つまり、投資で短期的に利益を上げていきたいという人はウェルスナビを利用するべきではありません。
もし、投資を利用して短期間で稼いでいきたいという人は、別の投資をやっていくことをおすすめします。
短期的に投資で稼ぎたい方におすすめの投資
デメリットの項目でお話ししたとおり、ウェルスナビでは短期的に稼ぐことはできません。
ウェルスナビ自体は非常に優れたサービスですが、目的が合わないのであれば、別の投資をやったほうが効率的だと思います。
では、短期的に稼いでいきたい人はどのような投資をやれば良いのでしょうか?
短期的に稼げる投資となると、どうしても「ハイリスク・ハイリターン」の投資になりがちです。
しかし、そのような投資ではお金を増やすどころか、減らしてしまうのが目に見えています。
もし、短期的に稼げる投資をやりたいのであれば、出来るだけローリスクな投資を選ぶべきです。
また、リスク低減のために、少額からできると良いですね。
そこで最後にこれらの条件にあった投資をみなさんに紹介したいと思います。
興味があれば、ぜひやってみてくださいね。
バイナリーオプション
短期的に稼げるものの、ローリスクで少額からできる投資とは、「バイナリーオプション」です。
また、バイナリーオプションはウェルスナビほどではありませんが、その他の投資に比べると手間がかからない投資なので、投資初心者の方や仕事が忙しい方にもおすすめです。
バイナリーオプションとは、決められた時間に決められた金額より通貨の値段が上がるか下がるかを予測することで利益を狙う投資です。
例えば、現在1ドル100円のときに1時間後のドルの価格は、1ドル101円より上がるか下がるかを予想し、予想が当たれば利益が出るという仕組みになります。
国内業者だと最低投資額50円から始めることができるので、ウェルスナビの10万円に比べるとはるかに少額から始めることができるんです。
短期間で多くの利益が狙える
バイナリーオプションでは、予想が当たれば投資金額の1.8倍~2倍のお金が返金されます。
この返金されるお金のことを「ペイアウト」と言います。
例えば、1,000円投資して、予想が当たれば2,000円のペイアウトを得ることができるので、1,000円の利益となります。(投資したお金は返ってこないため、2,000円ではなく1,000円の利益です)
このように予測が当たった時には投資金額の1.8倍から2倍になってお金が返金されるので多額の利益を狙うことができるのです。
ローリスク
バイナリーオプションは、予測が外れた時には投資したお金を失うだけという仕組みです。
つまり、元本以上の損失を負う可能性がないんです。
先ほどウェルスナビのデメリットで解説しましたが、ローリスクなウェルスナビでさえ元本割れの可能性があります。
その点、バイナリーオプションは元本以上の損失を負う可能性がないことから、いかにローリスクかお分かり頂けると思います。
簡単にできる
何よりも目標金額より、ハイかローを当てるだけなので簡単で手間がかかりませんし、収益計算も非常に簡単です。
投資初心者でも覚えることが少なく、簡単に取り組めるのではないでしょうか。
しかし、ここまでであれば、自動で投資をしてくれるウェルスナビに対して、バイナリーオプションは簡単さでは劣ってしまうと思います。
このバイナリーオプションとウェルスナビの差を埋めるのが「ツール」です。
実は、バイナリーオプションは投資初心者でも取り組みやすい要素が揃っていることもあり、近年急速に人気を伸ばしている投資なので、関連するツールも充実してきています。
その中でもより手軽にバイナリーオプションができると人気なのが「サインツール」と呼ばれるツールです。
サインツールは、バイナリーオプションのチャート上で投資すべきタイミングを教えてくれるツールであり、サインツールを利用すればエントリーする場所が分かるので、より手軽に高い勝率を目指すことも可能になります。
このような便利なツールを使うことができるのもバイナリーオプションの強みだと言えるでしょう。
ただでさえ、仕組みが簡単なバイナリーオプションですが、サインツールを組み合わせれば取引を自動化することもできるので、AIが運用して利益を出してくれるウェルスナビと同じくらい簡単に取り組むことができます。
【まとめ】長期的に資産を形成したい人はウェルスナビ
今回は、ウェルスナビについて解説してきました。
ウェルスナビは様々なメリットがある投資サービスです。
- 将来に向けた長期的な資産形成に向いている
- 自分に合ったプランで投資ができる
- 運用実績が高い
- 自然と分散投資ができる
- 運用の手間がかからない
- スマホでも利用できる
投資一任型のロボットアドバイザーサービスであるため、入金さえしてしまえば、後はお任せで良いというのは非常に大きなメリットですね。
長期的に資産を形成したいと思っている人は、ぜひウェルスナビを利用してみてください。
ただし、デメリットの項目でお伝えしたように短期的に稼いでいきたいという方は、ウェルスナビではなく、他の投資をおすすめします。
あくまでウェルスナビは長期的な資産形成を目的として投資サービスです。
短期的に稼ぎたい人には最後に紹介したバイナリーオプションがおすすめです。
バイナリーオプションにも「サインツール」という投資を自動化する便利なツールが存在するのでロボアドバイザーに負けないくらい簡単に資産運用ができます。
もし興味があれば、バイナリーオプションを始めてみても良いかもしれません。
また、私のLINEでは、バイナリーだからこそ実現できる安定的に勝つ方法をお伝えします。
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